1,800円以上の注文で送料無料

種村季弘 ぼくたちの伯父さん KAWADE道の手帖
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

種村季弘 ぼくたちの伯父さん KAWADE道の手帖

文学・エッセイ・詩集

追加する に追加する

種村季弘 ぼくたちの伯父さん KAWADE道の手帖

定価 ¥1,650

¥770 定価より880円(53%)おトク

獲得ポイント7P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社/河出書房新社
発売年月日 2006/01/30
JAN 9784309740065

種村季弘

¥770

商品レビュー

5

2件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/02/17

種村季弘を知ったのは 2024年1月20日の「折々のことば」にあった 「身の回りの一つ二つのものを捨てれば、 かなりの程度世を捨てられるし、 世から捨てられるのである」 だった。 鷲田清一の 「人と会ってもすぐに忘れてもらえる」 「何かに打ち込みたけれ世に隠れること」 「よく隠れ...

種村季弘を知ったのは 2024年1月20日の「折々のことば」にあった 「身の回りの一つ二つのものを捨てれば、 かなりの程度世を捨てられるし、 世から捨てられるのである」 だった。 鷲田清一の 「人と会ってもすぐに忘れてもらえる」 「何かに打ち込みたけれ世に隠れること」 「よく隠れた者こそよく生きた者」 という解説も心に残った。 その後出典の『雨の日はソファで散歩』を 食い入るように読み、本書に至る。 『雨の日はソファで』で登場する池内紀や 澁澤龍彦の文章に特に目が行く。 松山巖と坪内祐三の対談「大隠は市に隠れる」 は「折々のことば」と関わるし、 三木清の「孤独は山になく、街にある」 も彷彿する。 「隠れる」は種村を象徴する言葉の一つ なのだろう。素敵だ。 それにしても、澁澤の文章は締まっていて 読み応えがある。魅了された。 川本三郎の「路地」の話も味わいがある。 引用している永井荷風『日和下駄』の文が秀逸だ。 「(路地には)日の当たった表通りからは 見る事の出来ない種々(さまざま)なる生活が 潜みかくれている。侘住居(わびずまい)の 果敢(はか)なさがある。隠棲の平和もある」 (P75)

Posted by ブクログ

2014/11/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

[ 内容 ] 異端文学の研究に始まり、いかがわしいもの、ユニークな美術、江戸東京の路地裏から、温泉の魅力まで、ユニークかつ鋭い分析で、人間の魅力を掘り下げてくれたエンサイクロペディストの全貌。 対談に松山巌×坪内祐三。没後一年特集。 [ 目次 ] アルバム 「顔」の履歴書―種村季弘1933‐2004 エッセイ 澁澤龍彦―種村季弘について 編集者の思い出 総論対談 松山巖・坪内祐三 大隠は市に隠れる―種村さんが与えてくれたもの タネラムネラ・ワールド 種村季弘を読み解く10の鍵 種村季弘・単行本未収録コレクション 温泉漫遊記 大空咲穂―種村さんゆかりの温泉をたずねて 相模灘三湯遠足記 種村季弘フェイヴァリット・アンソロジー 資料 [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品