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このゆきだるまだーれ? 日本傑作絵本シリーズ
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 福音館書店/ |
発売年月日 | 1997/11/21 |
JAN | 9784834014341 |
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商品レビュー
4.1
22件のお客様レビュー
たださんのお薦め 1月の2歳児さんの読み聞かせにどうかしら?と テーマは「冬の遊び」 ぴったりですよね 岸田衿子さんのなんてすてきな言葉の配置 やさしくゆかいな擬音 でも、読むのは難しそう(笑) 練習しなくっちゃ 山脇百合子さんの絵は最高です 小さな絵本に雪の楽しさがあふれていま...
たださんのお薦め 1月の2歳児さんの読み聞かせにどうかしら?と テーマは「冬の遊び」 ぴったりですよね 岸田衿子さんのなんてすてきな言葉の配置 やさしくゆかいな擬音 でも、読むのは難しそう(笑) 練習しなくっちゃ 山脇百合子さんの絵は最高です 小さな絵本に雪の楽しさがあふれています ≪ すべろうよ そりからころび ゆきだるま ≫
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岸田衿子さんと山脇百合子さんのコンビによる、絵本は、「ねこどけい」(2016年)以来となるが、先に発表されたのは、こちらであり(1997年)、対象年齢が2才からというのも肯ける、シンプルな内容に、岸田さんの歌うような韻を踏んだ言葉遊びが加わることで、読み聞かせも面白い作品だと思...
岸田衿子さんと山脇百合子さんのコンビによる、絵本は、「ねこどけい」(2016年)以来となるが、先に発表されたのは、こちらであり(1997年)、対象年齢が2才からというのも肯ける、シンプルな内容に、岸田さんの歌うような韻を踏んだ言葉遊びが加わることで、読み聞かせも面白い作品だと思います。 その持ちやすいコンパクトなサイズや、ミントブルーの見返しも可愛らしい本書の表紙には、雪の降るのを嬉しそうに眺める、「もみ」ちゃんの姿があり、いったい何がそんなに楽しみなのかというと・・・。 ちらら ほらら ひらら はらら ゆきが ふるふる もみちゃん そりが だーいすき というわけで、そりを引いて山の上を目指して歩く、もみちゃんを見た、動物たちも、いいな、いいなとばかりに、「乗ってもいい?」と集まって来て、総勢6名が、一台のそりに乗っかることになり、そんな一度にたくさん乗って大丈夫かなと思いつつも、そりは滑り始めた! すると、最初のジャンプで、りすくんが転がり落ちてしまい、その後も、そうした瘤やカーブなどで、一匹ずつ転がり落ちていき、結果、最後に残ったのは、もみちゃんだけになるという・・・まあ、取っ手を唯一掴んでたというのもあるんだけどね。 でも、そんな転がっていく動物たちは、みんなどこか楽しそうで、その転がる度に雪が付く様子は、岸田さんの文章の配置で、どれだけその距離が長いのかも良く分かり、それはちょうど下記のような、 ころがって ころがって ころがって といった坂を転がっているようなイメージを与えてくれて、もみちゃんが平らな地面で、やっと止まったと思ったら、そこには見たことのない、5体の雪だるまが見事に並んでおり、ここでちょっとだけ飛び出ているものをヒントに、はたしてどれが誰でしょうか? といったクイズ形式なのも、きっと子どもには楽しい時間になると共に、まだ雪を見たことのない子どもにとっては、雪だるま自体に、とても興味を持つきっかけになるのだろうと思いました。 スズキコージさんと作った、「かぞえうたのほん」もそうでしたが、岸田さんの言葉遊びには、それぞれの読み手を想定して作っている感があり、それが本書の場合、小さい子どもに見合った、分かりやすい音の響きで楽しませる印象が強く、例えば、ぶたさんが落っこちて転がる描写には、 ころん すとん ぶー ころころ すととん ぶー となり、これが見た目が重そうなくまさんになると、 どすん ごろ ごろん どてん ごろごろん どすんこ どてんこ ど しん! と、最後の「ど」と「しん」の間にタメを作って、まるで思い切り叩きつけられた、その音が聞こえてきそうな、迫力ある感じにしていて、これを読み聞かせで抑揚をつけてやれば、また面白いのではと思わせる、そんな子どもを楽しませたい気持ちが、こうした何気ない擬音に込められているのです。 また、山脇百合子さんの絵には、私の好みもあるのかもしれないけど、なんで、こんなに心が洗われて癒されるのかなーと思いまして、そこには、もう物語の内容が、あまり関係ないようにも思われる中、ひとつ分かったことは、これは岸田さんだけでなく、あまんきみこさんも、そうなのですが、「ねこどけい」は別として、山脇さんと物語を作ると、皆さん大抵、動物たちの絵も人間と同じように、服を着て二本脚で歩くようにさせていて、それはまるで、山脇さんに、そのスタイルで是非描いてほしいようにも私には思われました。 そして、それはもしかしたら、「ぐりとぐら」からずっと続いてきた、山脇さんの、動物も人間も等しい存在なのだという、そのどちらにも優しい眼差しが見事に絵となって表れた、本書の場合、その一緒に遊んでいる幸せいっぱいの姿に、皆さん惹かれているからなのだろうなと感じさせられて、上記では心配もしましたが、本当は、もみちゃんと動物たちが同じそりで、体を寄せ合いながら一緒に滑っている姿に、とても温かい感動を覚えていた私でした。
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最近そりで遊びたいと言っていたのでピッタリのお話でした。 りすくんころんじゃったよ!ゆきでよごれちゃうよ! と言っていました。ゆきだるまの確認を一緒にしました。
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