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客人 水原紫苑歌集
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客人 水原紫苑歌集

水原紫苑(著者)

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客人 水原紫苑歌集

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 河出書房新社/
発売年月日 1997/05/02
JAN 9784309011349

客人

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2025/09/16

水原紫苑さんの歌集ですね。 水原紫苑さん(1959年、神奈川県生まれ) 歌人、エッセイスト、作家。「短歌会」所属。 この歌集『客人 まらうど』で、第一回駿河梅花文学賞を受賞。 「新古典派」の歌人として活躍、数々の受賞をされています。  あとがきに『私の第三歌集に当たります。平成四...

水原紫苑さんの歌集ですね。 水原紫苑さん(1959年、神奈川県生まれ) 歌人、エッセイスト、作家。「短歌会」所属。 この歌集『客人 まらうど』で、第一回駿河梅花文学賞を受賞。 「新古典派」の歌人として活躍、数々の受賞をされています。  あとがきに『私の第三歌集に当たります。平成四年から八年までの三四四首を収めました。』と記されています。  くちづけの深さをおもひいづるとき    雲雀よ雲雀そらを憎めよ    こぼれたるミルクをしんとぬぐふとき    天上天下花野なるべし  夏草を運べる貨車が過ぎゆきて    われは駅のまなざしに生く  さびしさよ光悦垣にひばりゐて    竹の青さがぐんぐんしづむ  めざめたるあけがたきこゆ菜園の    サニーレタスの赤毛のなげき  雲の涯(はたて)愛(かな)しむべしやむらぎもは    シュガーポットのぎ明うせり  パンジーをかじりし猫のみるみるに    目鼻平たくなりまさりけり  海近く鐘在ることのあやふさよ    ミモザの黄(きい)をうちにたたへて  人と人が別るるきはにたんぽぽの    種子来たりけり天馬乗せつつ  ひとりごのあまた集まるはなならむ    桜花互みに似つつ容(ゆる)さず  夢のきみとうつつのきみが愛しあふ    はつなつまひるわれは虹の輪  大いなる苺を頭(かうべ)に載せしひと    ギリシア悲劇へ向かふ群れにて  雲は音符のたしかさに炎(も)え青年よ    きみはいかなる古代のコーダ  『可視不可視の〈まらうど〉たちに囲まれて、私の空間はいつになく華やぎました。けれど、同時に、人間として地上に形をもつことの限界も試されたよいな気がします。死も狂気め、すぐ近くにありました。』 と、あとがきにかたられています。  生の感慨を吐露するような歌が、水原紫苑さんの内面で燻り出たような、面影深い歌集ですね(=゚ω゚=)

Posted by ブクログ

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