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千年の黙 異本源氏物語
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京創元社/ |
| 発売年月日 | 2003/10/15 |
| JAN | 9784488023782 |
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千年の黙
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商品レビュー
4.1
41件のお客様レビュー
御主(おんあるじ)不完全ではイヤでしょ言ってみたけど式部動かず//どうやってその一章が失われたかというよりも、なぜ紫式部が補わなかったかという謎かなと/『源氏物語』は異なる訳本で三度ほど読んだけど身についていないし背景もよく知らないし人の名前とか関係性なかなか掴みにくかったけど意...
御主(おんあるじ)不完全ではイヤでしょ言ってみたけど式部動かず//どうやってその一章が失われたかというよりも、なぜ紫式部が補わなかったかという謎かなと/『源氏物語』は異なる訳本で三度ほど読んだけど身についていないし背景もよく知らないし人の名前とか関係性なかなか掴みにくかったけど意外にスラスラ読めました。主人公が「あてき」と「いぬき」というちょっとだけ外れたところにいる少女たちやったのがよかったのかも。 ■簡単な単語集(紫式部さんがそう呼ばれる前も含めて紫式部で統一します) 【あてき】「上にさぶらふ御猫」の主人公。御主(越前の国守の姫様とのことなので紫式部のことだろう)に仕える女童。猫好きで見つけたら飼ってしまうので邸は猫でいっぱい。木登りが得意なお転婆だが紫式部はあてきがいるから邸が明るくてよいと思ってくれているようだ。「かかやく日の宮」では小少将の君として登場。すでに結婚している。相手は源義清、岩丸の成れの果て。小侍従の友人。 【いぬき】承香殿の女御(元子)のとこの女童。猫を抱えて途方に暮れていた。「かかやく日の宮」では小侍従として登場。元子の暮らしぶりの一切を十五歳にして取り仕切っている。 【岩丸】左大臣藤原道長に仕える小舎人童。あてきと親しい。「かかやく日の宮」では源義清として登場。 【家族】紫式部《家族、大切な人ができるということは、喜楽ではいられなくなることなのね。》p.38 【賢子/かたいこ】紫式部の娘。 【元子女御/けんしにょうご】藤原元子。小侍従が仕える。左大臣藤原顕光の長女らしい。一条天皇の妃。妊娠したが水だけが出てきたというエピソードの持ち主。身分も金もあるが先細りなのが目に見えている立場。 【小侍従】「かかやく日の宮」の主人公のひとり。元子女御に仕える。元子女御は「いぬき」と前の名で呼ぶ。あてきの友人。 【小少将】あてきの後の名。 【相模】東三条院詮子の女房、大輔(たゆう)に仕える下級女房。あてきの遠縁。恋愛話が好物。 【式部の君】小少将(あてき)が仕える。紫式部のこと。 【清少納言】定子の女房の一人。『枕草子』の著書。知恵は回るが性格は悪いと評判。紫式部の従兄の信経の図面に落書きをして帝の御前で恥をかかした。行方不明になった命婦と同じ牛車に乗っていた。 【平生昌/たいらのなりまさ】定子が出産のために宮中からでるとき引き受けた下級官人。道長の機嫌をそこねたくないのでなかなか引き受け手がいなかった。 【中務宮具平親王/なかつかさのみやともひらしんのう】当時トップの文化人。 【猫】奈良に都があった頃から貴族の間では猫を飼うことが流行っていた。 【東三条院詮子/ひがしさゆじょういんせんし】都で一番力のある女性。帝の母で藤原道長の姉。 【藤原香子】ここでは紫式部とされている。 【藤原実資/ふじわらのさねすけ】藤原氏だが道長の九条流とは異なる小野宮流の家柄。生真面目なタイプで九条流の軟弱さを苦々しく思っている。どうやら『源氏物語』の愛読者になりそう? 【藤原彰子/ふじわらのしょうし】藤原道長の長女。大物やなあ。無邪気かつ賢く自信満々。《あたしはいろいろな人がおもしろいの。》p.141。後に紫式部、和泉式部などそうそうたる女房たちを従えた。《正面切って反対を唱えなくても、自分の意思を通す道は必ずある。わたくしは何年もかけてそれを学びました》p.279 【藤原定子/ふじわらのていし】関白藤原道隆(藤原道長の兄)の娘。一条天皇の正妻。中宮。皇子はなせなかった。父亡きあとも帝の寵愛を受け後宮のトップに君臨する。清少納言などの主でサロンを形成していた。 【藤原宣孝/ふじわらののぶたか】紫式部の背の君。新婚二年目。山城守兼右衛門佐(うえもんのすけ)。まあまあの地位。藤原道長と親しい。大柄。 【藤原道長/ふじわらのみちなが】現在の権力者。平安時代が長く続いたのはこの人のおかげかもしれない? 【みづき】元子のところに新しく入った八歳の少女。 【源頼定】元子女御にラブレターを送る。 【みやび】あてき《教養高い女性たちがたくさんいるからこそ、今は、とてもみやびやかな世なのよ》p.17 【命婦】ここでは帝ご寵愛の猫。行方不明になった。妊娠中だったので縁起をかつぎ中宮と一緒に同行すべきではないという意見もあった。 【紫式部】あてきが仕える御主。源氏物語の著者。よく知らない内裏を舞台にしてしまったので苦労している。道長から彰子の女房になってほしいとのスカウトを辞退し続けている。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
この作品が発表された年には、丸谷本とともに読んだから、もう20年ほど経つのかと思いつつ再読。 改めて読み返すと、賢子を巧みに活かしたことに感心する。 大河ドラマを下敷きにして理解すると、登場人物のキャラクターもイメージはしやすい。その重ならなさとともに。
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第13回鮎川哲也賞 受賞作 一条帝ご寵愛の猫が消えた。 出産のため宮中を退出する中宮定子に同行した猫が、清少納言が牛車に繋いでおいたにもかかわらず、いつの間にか消えていた。 紫式部が探偵役として、謎を解決する。 その紫式部が書き綴っている、源氏物語。 一帖「桐壺」と五帖「若...
第13回鮎川哲也賞 受賞作 一条帝ご寵愛の猫が消えた。 出産のため宮中を退出する中宮定子に同行した猫が、清少納言が牛車に繋いでおいたにもかかわらず、いつの間にか消えていた。 紫式部が探偵役として、謎を解決する。 その紫式部が書き綴っている、源氏物語。 一帖「桐壺」と五帖「若紫」の間に 「かかやく日の宮」という巻が消失しているのではないか? 紫式部の女房の小少将が、情報を収集してゆく。 意外なことに、その巻を実資が秘匿していたとは、実に面白い発想。 いぬきが出てきたのが、嬉しい。
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