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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 日本文芸社/ |
| 発売年月日 | 1995/08/15 |
| JAN | 9784537024746 |
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日本の戦後まるごとデータ博物館
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昭和47年という時代─── 『ドクトルまんぼう航海記』のレビューを書いていたら、文庫の120円という価格に驚き、これを買った昭和47年という時代がどういう時期であったかを少し調べてみようかと。 1.総理大臣:9月に佐藤栄作長期政権が幕を閉じ、巷の予想を翻して田中角栄が就任。 ...
昭和47年という時代─── 『ドクトルまんぼう航海記』のレビューを書いていたら、文庫の120円という価格に驚き、これを買った昭和47年という時代がどういう時期であったかを少し調べてみようかと。 1.総理大臣:9月に佐藤栄作長期政権が幕を閉じ、巷の予想を翻して田中角栄が就任。 この首班指名のときに早くも大量の金のバラ撒きが行われたというのが今では定説となっている。金権政治露呈の始まり。 しかも文藝春秋に立花隆が「田中角栄研究~その金脈と人脈」を発表し、それが天下の“ロッキード事件”となり、最後には一国の首相がこのルポをきっかけに総理辞任、しかも逮捕という『ペンの強さ』を世界に証明した画期的な出来事になった。 2. 文科系大学生の人気企業ランキング第一位『日本航空』 このときに、40年後この会社が経営に行き詰まり、上場廃止になると思った人は誰一人としていなかっただろう。 3. 企業の時価総額──1位:三光汽船、2位:住友銀行、3位:富士銀行:4位:三菱銀行 『三光汽船』は、後に海運不況から5,200億円という多額の負債を抱え昭和60年に会社更生法を申請。当時の日本における戦後最大の倒産となる。 他の三つの銀行も、バブル崩壊後、合併を繰り返し、すでにこの名前どおりの銀行はない。これまた、三光汽船の倒産や現在の銀行状態を予測できた人間など誰一人存在しないだろう。 40年も経てば、どんなに一流と思われた企業でも様変わりするということか。 4. ベストセラー──1位:恍惚の人(有吉佐和子)がダントツ。以下で興味深いのは第5位:HOW TO SEX(奈良林祥)で、日本人がようやくおおっぴらに『SEX』について語れる時代になったということだろうか。 昭和47年にこだわらずに、この近年のベストセラーで興趣をそそるのが、昭和48年の第1位が「日本沈没」(小松左京)なのと、昭和49年に、私の敬愛する二人の推理作家、高木彬光「邪馬台国の秘密」が9位、小峰元「アルキメデスは手を汚さない」が10位に入っていること。この事実をあらためて知って、この本が「テロリストのパラソル」に抜かれるまで、乱歩賞受賞作として歴代1位の発行部数を誇ったというのが実感できた。 読書嫌いだった高校生東野圭吾氏まで、この本を手にとり、作家を志したというのも分かる気がする。うん? ということは高木彬光の謎解きにも影響を受けているのか? 視点を変えると、昭和40年代のベストセラーは、10位内にまともな小説が入っているのは少なく、殆どがHOW TO本(なんとか入門や、なんとか健康法とか)だったり、自己啓発本のようなものばかり。 昭和43年(1968年)まで遡っても、司馬遼太郎「竜馬がゆく」がその年の第4位、昭和47年(1972年)「坂の上の雲」が第9位、昭和48年「国盗り物語」も第9位、昭和50年には「播磨灘物語」が堂々の1位。 この頃の司馬先生は、現在の東野先生みたいな人気作家だったということか。 それ以外では、上記作品を除けば、庄司薫の芥川賞受賞作「赤頭巾ちゃん気をつけて」が昭和44年の第7位に入っているのが目に付く程度。 やはりこの作品も当時相当の脚光を浴びたわけだ。 5. 卵と親子丼の値段:卵1パック238円、親子丼244円 卵が物価の優等生というのがよく分かる。 ちなみに戦後の昭和26年でも卵は232円である。2012年の現在でもほぼ価格は同等だ。鶏卵農家がよくこれでやっていけるものだと感心せざるを得ない。 一方の親子丼はバブル崩壊の1990年代が最高で800円近くにまで上昇するが、外食デフレが急速に進んだ現在に至っては、ほぼ変わらない価格である。 もっとも、蕎麦屋などで親子丼を頼めば700~800円はするので、どのような店舗を指標にするかで基準は全く違うものになるが。 *まだまだ面白いのはたくさんあるのですが、とめどないので、とりあえずここまでにします。時期を改めてまたご紹介します。 しかもこの本は平成7年発行で平成6年までのデータしかない。 平成デフレは、その後の18年にどういう影響を与えたのかも興味があるので、どこかで最近のものを探したいと考えています。 ご期待ください(笑)
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