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山田風太郎明治小説全集(五) 地の果ての獄 上 ちくま文庫
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山田風太郎明治小説全集(五) 地の果ての獄 上 ちくま文庫

山田風太郎【著】

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山田風太郎明治小説全集(五) 地の果ての獄 上 ちくま文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 1997/07/26
JAN 9784480033451

山田風太郎明治小説全集(五)

¥220

商品レビュー

4.4

8件のお客様レビュー

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2010/05/28

明治時代の北海道にあ…

明治時代の北海道にある刑務所の模様を描く。著者は連作長編が得意なので、安心して楽しめる。

文庫OFF

2023/12/17

後に監獄の改良に努めた薩摩出身の若き有馬四郎助の物語。北海道月形の樺戸集治監の看守に着任した四郎助と、虐待異常者たちともいえる看守長たち、そして1000人を超える囚人たち。耶蘇教教誨師の原胤昭や医師の休庵先生。そして売られてきた酒場の女たちが時に絡む。 囚人たちの話を聞く四郎助...

後に監獄の改良に努めた薩摩出身の若き有馬四郎助の物語。北海道月形の樺戸集治監の看守に着任した四郎助と、虐待異常者たちともいえる看守長たち、そして1000人を超える囚人たち。耶蘇教教誨師の原胤昭や医師の休庵先生。そして売られてきた酒場の女たちが時に絡む。 囚人たちの話を聞く四郎助は、監獄で起こる様々な事件をきっかけに囚人や看守たちの人生を誰かれの口から聞いていく。その人生や事件がそれぞれ強烈で破格なのだ。 しかし犯罪者たちの人生だ。殺人や強姦、裏切りが酷い。更に血飛沫が飛ぶ。それでも人情噺や男女の話を交えて、時にほろりとさせる。 のちに愛の典獄と呼ばれ、キリスト教徒となつた有馬四郎助は、上巻は聞き手に甘んじているが、下巻での活躍が期待される。これは怒涛の前フリだと思わ れる。下巻では耶蘇教の神の奇跡 が起きるのか!

Posted by ブクログ

2021/12/21

再読なれど、最初にいつ読んだのか記憶にないし物語もまるで覚えていないので初見のように新鮮である。ビバ物忘れ。 1997年発行なので、おそらくその頃に読んだのであろう。この明治小説全集全6冊はすべて読んだ気がするが、いずれも記憶にない。また楽しめる。いいぞ物忘れ。 ヤマフーの忍術...

再読なれど、最初にいつ読んだのか記憶にないし物語もまるで覚えていないので初見のように新鮮である。ビバ物忘れ。 1997年発行なので、おそらくその頃に読んだのであろう。この明治小説全集全6冊はすべて読んだ気がするが、いずれも記憶にない。また楽しめる。いいぞ物忘れ。 ヤマフーの忍術ものは苦手だけれど、明治が舞台のこの小説は戊辰、西南といった戦&事件に触れられており、興味深い。 そうした戦争&事件関係者が、自分の好きな「刑務所もの」の人間群像として描かれており楽しめる。面白く読んだのにおそらく10年後くらいには内容を忘れ、また面白く読めるのだろう。物忘れバンザイ。 しかし……強姦犯が多すぎないか、この小説。幕末~明治ってそんな時代なのか?

Posted by ブクログ

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