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100年デフレ 21世紀はバブル多発型物価下落の時代
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100年デフレ 21世紀はバブル多発型物価下落の時代

水野和夫(著者)

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100年デフレ 21世紀はバブル多発型物価下落の時代

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本経済新聞社/
発売年月日 2003/02/20
JAN 9784532350123

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商品レビュー

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2013/02/11

2013年になった今、本書の発行年の2003年は10年前となっているが、本質的に10年前に予言したことが起こっているといってもよいと思う。 そこにあるのは著者転換期に来ている世界への洞察、多くの教養からくる歴史観が的確に現状をとらえて、未来を予測していると思う。それまでの時代の...

2013年になった今、本書の発行年の2003年は10年前となっているが、本質的に10年前に予言したことが起こっているといってもよいと思う。 そこにあるのは著者転換期に来ている世界への洞察、多くの教養からくる歴史観が的確に現状をとらえて、未来を予測していると思う。それまでの時代のインフレで経済成長してきた時代から、デフレが当たり前の時代になることの予言は、一読の価値があると思う。 同じ著者の「終わりなき危機・・・・」の冒頭では、それまでの3部作として、利子率革命の原因を探ることであり、本書では16~17世紀の利子率革命・価格革命と同じ性格のもので、30年代の世界大恐慌、英国大不況とは性格が異なるとしている。 3部作も比較のために読んでみるとよいと思う。

Posted by ブクログ

2012/12/05

2000年代前半に書かれた本だが、現在も変わらずその頃の状況に変わりない。著者は現在のデフレが経済学でいう単なる貨幣的現象ではなく、IT革命によるグローバル化を契機とした新興国との内外価格差をはじめとする根本的な経済構造が主因であると主張しているが、この場合、現在の安倍総裁が主張...

2000年代前半に書かれた本だが、現在も変わらずその頃の状況に変わりない。著者は現在のデフレが経済学でいう単なる貨幣的現象ではなく、IT革命によるグローバル化を契機とした新興国との内外価格差をはじめとする根本的な経済構造が主因であると主張しているが、この場合、現在の安倍総裁が主張している量的緩和を中心としたリフレ政策は根本的解決にならず、一時的に資産インフレだけ起こしてまた元の状態に戻るというシナリオが想定されてしまう。この10年間の動きを再び繰り返すのか、選挙後の経済政策とその結果が著者の主張を裏付ける実証実験になるかと思う。

Posted by ブクログ

2012/03/16

 本書は、著者の2003年発行の本である。内容が、著者の最近の著作よりもわかりやすく、最近の著作は難解と評価していたが、本書を読んで著者の一貫した主張がわかったように思えた。  著者の主張は「21世紀は20世紀の延長ではない」とし、現在は「歴史の転換期にある」というものである。1...

 本書は、著者の2003年発行の本である。内容が、著者の最近の著作よりもわかりやすく、最近の著作は難解と評価していたが、本書を読んで著者の一貫した主張がわかったように思えた。  著者の主張は「21世紀は20世紀の延長ではない」とし、現在は「歴史の転換期にある」というものである。16世紀に中世の封建システムが崩壊し、歴史が大きく転換した時点と同じく、現在も歴史が大きく動こうとしているとの著者の見解は、伝統的な経済理論の主流派経済学者の主張とは大きな隔たりがあるが、はたしてどちらが正しいだろうかと思った。  本書はもう10年近く前に発行されたものだが、その内容は現在でも充分通用すると思えた。本書ではデフレが貨幣的現象ではなく経済システムの問題であると、歴史と多くのデータをもとに主張している。その主張が正しければ、インフレターゲット政策では、デフレは脱却できないことになるのだろう。   そういえば日本経済は、90年代からの長期のデフレの罠から、いっこうに脱却できない現状にある。本書の主張は一定の説得力があると思ったが、ただ、はたして妥当な考察なのかどうか? 最近の日経新聞が「経済教室」で著者と同じ主張の経済学者が多く登場しているところをみると、著者の見解も一定の影響力があるのだろうとも思えた。  本書を読んで、経済学とは、おもしろいものであると思った。一般の科学と違って、同じ現象に対して、それぞれの学者の見解がまったく違うのである。  現在日銀は事実上の「インフレ・ターゲット政策」にコミットしているかのようにも思える。現実の日本経済は、はたしてデフレ脱却ができるのだろうか。本書の主張が正しければ、世界経済は転換点にあるのだから、通常の経済政策では、デフレは脱却できないとなるのだが。  いろいろ考えさせてくれる興味深い本であると思った。

Posted by ブクログ

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