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本屋の森のあかり(1) キスKC
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2007/06/13 |
JAN | 9784063406535 |
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商品レビュー
3.5
79件のお客様レビュー
202201/本屋が舞台ということで期待して読んでみたけど、私にはあわず1巻で脱落。主人公の人との距離感や挙動(同僚の家で勝手に部屋に入ったりとか、実在の同僚や副店長でBL妄想するノリとか)が苦手なタイプなので無理だった。先に読んだ同作者による「ながたんと青と」は面白かったのでこ...
202201/本屋が舞台ということで期待して読んでみたけど、私にはあわず1巻で脱落。主人公の人との距離感や挙動(同僚の家で勝手に部屋に入ったりとか、実在の同僚や副店長でBL妄想するノリとか)が苦手なタイプなので無理だった。先に読んだ同作者による「ながたんと青と」は面白かったのでこっちは好みにあわず残念。
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前半6巻まで読了ってことで、いったん登録。そしてここまでの感想を。 確かこれも、学習漫画特集からのチョイスだったか。少女漫画経験が乏しいせいかも知らんけど、『夏目~』に似てる気が。同作も大好きだから、似てるのは大いに結構。ってか何といっても本作、舞台が書店で、かつ各章で色んな文学...
前半6巻まで読了ってことで、いったん登録。そしてここまでの感想を。 確かこれも、学習漫画特集からのチョイスだったか。少女漫画経験が乏しいせいかも知らんけど、『夏目~』に似てる気が。同作も大好きだから、似てるのは大いに結構。ってか何といっても本作、舞台が書店で、かつ各章で色んな文学作品を扱っていることもあり、読む前から期待大。実際、期待に違わぬ内容で、恋愛のまぶし方も無理がない範囲で、それも好感度高し。女子じゃないから眼鏡萌えはないし、本作への個人的好感は専ら書店員の悲喜こもごもに向くわけだけど、後半の展開も楽しみ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
本が好きで本屋で働きたいっておかしいのかな ***** 地方の支店から東京にある本店へと転勤が決まった高野あかり。 穏やかメガネ男子の副店長、同期の性悪メガネ男子、ベストセラーを見出す達人…個性的なスタッフのいる店舗。 今までとは違う規模、雰囲気に戸惑うあかりは…。 ”本屋を愛するすべての人へ”なんて帯の背表紙部分に書いてあると、手に取っちゃう。 帯は久世番子さん。 『暴れん坊本屋さん』は話題作。 しかし、『暴れん坊~』よりも、書店の”業務”について、突っ込んだ、というか細かい話が載っている…と、ちょっと感じてしまった私。 この『本屋の森のあかり』作者の磯谷友紀さんは書店で働いたことはなく、取材からこのお話を描いた、そして、久世番子さんは現役書店員。 多分、久世さんの方がギャグ要素も強く、一般のひとでも分かりやすい範囲で、自分の身の回りのこと、というか人々や珍事件を描いたエッセイコミック的な作品だからかなと。 内側にいる分、色々と描けないこともあるだろうし、こんなこと言っても愚痴や読み手にとって、”面白くない話”になる?という懸念があったのかも。 取次(問屋さん)の話、万引きの話、勿論、そういった事柄は身近ではあるのだけれど、あかりが支店と本店で初回配本数(発売日当日に入ってくる新刊の冊数…お店の規模や売り上げにより数が決まってくる)があまりに違って、驚くことや作家さん直々に頼まれて、ついついたくさん(お店で置く分を)注文してしまうところとか…。 磯谷さんは本屋さんで働く人々の物語を完全に外側から描いている分、広い目で色んなところを取材してきたことからうまく切り取ることができているのではないかと思った。 それだけきちんと調べてくれてるのではないでしょうか。 勿論、現実より多少?脚色されているところはあるだろうけれど、それはあくまでも”フィクション”なので。 そういう”書店”という要素をのぞいて考えると、ちょっとストーリー展開は物足りない感がある。 一話一話に何かの本を登場させる手法は様々な漫画を毎回登場させる『金魚屋古書店』を思い出した。 個性的なキャラクターが出てくるのは出てくるけれど、もっと特異性をプッシュしてもいいのでは?と思ったり。 少し、地味な印象。 (この作品を読んだ当時)主人公と同業者、しかも、キャリアもほぼ同じくらい、彼女が出くわす問題も経験あるものであったりとどうしても共感ができる作品。 ただ、なるべく、本屋以外の人間が読んでも楽しめるお話であって欲しい、と思う。 あかりのキャラクターは好き。 彼女の個性のひとつ、三河弁が出るポイントがもひとつ掴めていないんだけれど、真っ直ぐで”本が好き”、好奇心旺盛なところに好感が持てる。 「頑張ってるだけでどうにかなると思ってるあたりが甘いよね」というイジワルキャラの緑の言葉が身に刺さりつつ、私もあかりに負けないくらいに成長してゆきたい。 「一度頑張ろうと決めたことなんだから」、ね。
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