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400年の遺言 死の庭園の死 角川文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/ |
発売年月日 | 2002/05/25 |
JAN | 9784043652013 |
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400年の遺言
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商品レビュー
2.3
3件のお客様レビュー
400年かけた、壮大…
400年かけた、壮大なミスディレクション。
文庫OFF
本格物とミステリーの…
本格物とミステリーの中間あたりで、全体的にフラフラした感じで読み進めましたが「庭園」の謎に引き込まれてしまいました。400年の歴史を持つ京都のお寺の庭園というだけで雰囲気充分です。
文庫OFF
京都にある寺、竜遠寺の庭で、庭師の首にノギスを刺されて殺された。その4年前には、庭師の息子も同じ庭の池で溺死させられている。それらの因縁の死には、庭のからくりが関与していることが考えられるが…。 長い。辛い。 シンプルな殺人事件と、その解決という内容なのであり、書いてあることも...
京都にある寺、竜遠寺の庭で、庭師の首にノギスを刺されて殺された。その4年前には、庭師の息子も同じ庭の池で溺死させられている。それらの因縁の死には、庭のからくりが関与していることが考えられるが…。 長い。辛い。 シンプルな殺人事件と、その解決という内容なのであり、書いてあることも読めるのだけど、読んでいてとにかく眠いという1冊である。 全体に、キャラクター設定、寺の設定、人物の動き、捜査、からくり、動機まで、作者の独りよがりが上滑りしており、わかるんだけど、理解というところまでいかない。 かといって、内容がぜんぜんわからんでもないのは、無駄な話が繰り返し挿入されることにあるだろう。主人公蔭山が一通り説明した後、時間を戻してもう一度同じことを再現する。それは、理解を助けるというわけではなく、冗長だなーと感じるだけであった。 描写には目をつぶったとして、もうちょっとキャラクター設定と動機はなんとかならなかったのだろうか。最後まで読んでも、動機は全然納得いかないものであったし、せめて積年の恨みとか、弱みを握られていたとか、それくらいあっても良いんじゃないの?京都府警の敏腕刑事の家庭を覗く設定を描く必要性も全く感じられなかった。 苦読を積んだと思おう。寺の話だけに。
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