吉田松陰(下巻)

童門冬二(著者)

• 販売会社／発売会社: 学陽書房/
• 発売年月日: 2001/10/15
• JAN: 9784313851405

商品レビュー

2015/02/26

人間が何よりもうれしいのは「自分という人間が、この世の中で少しでも役に立っている」という「存在の意義」と、「社会への寄与度・貢献度」を知ったときである。これがつまり「生きがい」であり、仕事の「やりがい」につながるのだ。

2015/02/01

2015/1/31読了、【2015年-8冊目】NHK大河ドラマ「花燃ゆ」の影響で読み始めた童門冬二さんの「吉田松陰」下巻。上巻と同様に歴史小説というより、解説本に近い文調。松下村塾から本気で日本を変えようとしていた吉田松陰の熱く本気の想いが良く伝わってきた。常に前向きな松蔭は「数々の失敗を犯してきた。しかしその度に思う。なぜこうなったのだろうかなどと考えても、物事は発展しない。こうなった事実を基にして、過ちを再び繰り返さずに生きていくにはどうしたらいいかを考える。」「自分の好きなこと、志したことに熱中する人は、必ず自分をカラッポにして、他人の優れたところを全て吸収しようと努力する。」人生にも役立ちそうな言葉が多くあった。しかし本としては同じ文章が何度も引用される箇所が目立ち、編集が今ひとつな印象で少し残念でした。他の吉田松陰本と読み比べていたい。

2009/10/17

吉田松陰について、というより、
教育者とは、について書かれている気がする。
少し前よりは吉田松陰という人が理解できたような気がする。
いろいろ勉強になりました。