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鬼平犯科帳 新装版(6) 文春文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2000/05/09 |
| JAN | 9784167142582 |

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鬼平犯科帳 新装版(6)
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鬼平犯科帳 新装版(6)
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商品レビュー
4.1
28件のお客様レビュー
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伊三次が活躍する「猫じゃらしの女」、師匠の敵討ちをする沢田小平次が切ない「剣客」など濃厚な一冊。
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写真のない江戸時代、盗人の人相書きを作る絵師を題材とした『盗賊人相書』。6冊目になるが次々と面白い話が出てきて読者を飽きさせない。
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池波正太郎の連作時代小説『新装版 鬼平犯科帳〈6〉』を読みました。 池波正太郎の作品は先日読んだ『新装版 鬼平犯科帳〈5〉』以来ですね。 -----story------------- 「つくづくとばかばかしく思うのだよ」なれど「このお役目が、おれの性にぴたりとはまっている」の...
池波正太郎の連作時代小説『新装版 鬼平犯科帳〈6〉』を読みました。 池波正太郎の作品は先日読んだ『新装版 鬼平犯科帳〈5〉』以来ですね。 -----story------------- 「つくづくとばかばかしく思うのだよ」なれど「このお役目が、おれの性にぴたりとはまっている」のである。 清廉な心意気だけで悪行を取り締まることなどできない。 俗を知り、人の本性を見据え、火盗改方の長官・長谷川平蔵は疲れをものともせず、また出動する。 シリーズ中読者からの人気が高い、粋狂な鬼の平蔵の一面を描いた「大川の隠居」ほか「礼金二百両」「猫じゃらしの女」「剣客」「狐火」「盗賊人相書」「のっそり医者」の七篇収録。 ----------------------- 文藝春秋が発行する月刊娯楽小説誌『オール讀物』に1971年(昭和46年)1月号から同年7月号に連載された作品7篇を収録して1978年(昭和53年)に刊行された作品……実在の人物である火付盗賊改方長官・長谷川平蔵を主人公とする捕物帳、鬼平犯科帳シリーズの第6作です。 ■礼金二百両 ■猫じゃらしの女 ■剣客 ■狐火 ■大川の隠居 ■盗賊人相書 ■のっそり医者 ますます快調、名作揃いの第6巻には、「礼金二百両」「猫じゃらしの女」「剣客」「狐火」「大川の隠居」「盗賊人相書」「のっそり医者」の7篇を収録……「狐火」では、特に女性密偵おまさの切ない恋が描かれ、単なる捕物帳ではない、人間ドラマとしての奥行きを物語に与えています。 テレビドラマでもお馴染みの鬼平犯科帳シリーズ……原作となる小説も面白いです! 本作品の収録作では、 同心の沢田小平次の師である松尾喜兵衛を斬った浪人・石坂太四郎との手に汗握る勝負……剣の達人って、負けた相手は忘れられないし、斬らずにはいられないという性を描いた『剣客』、 腹違いの盗人兄弟・二代目狐火の勇五郎をめぐる跡目争いが引き起こす事件に、おまさの若かりし頃の恋愛が絡む物語……おまさのひたむきな純真さ、そして男運の無さが切ない『狐火』、 既に引退していた老盗賊・友五郎が、平蔵が風邪で寝込んでいる間に愛用の煙管まんまと盗んでしまう……でも、最後にはキッチリ肝を縮み上がらせるという展開と平蔵の遊び心が痛快な『大川の隠居』、 絵師・石田竹仙が素晴らしい盗賊の人相書きを描くが……鈍感な忠吾と鋭敏な平蔵で、竹仙の表情の見え方が全く違ってるのが面白い『盗賊人相書』、 が印象的だったかな……連作短篇のカタチを取っており、1篇ずつでも愉しめるのですが、それぞれの短篇が繋がって大長篇としても読める構成なので、順番に読み進めると大河ドラマ的な愉しみがありますね。 第7作以降も順次、読んでいこうと思います。
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