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おかしな家族
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ジャン・コクトー(著者), 高橋洋一(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社/
発売年月日 1994/06/15
JAN 9784062065955

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商品レビュー

3.6

11件のお客様レビュー

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2021/02/06

この本はジャン・コクトーの本なのにあまり知られてないのが残念。 物語としてはたいして面白い話ではないけれど、とにかく絵が可愛い! フランス語の文章も絵の中に効果的に配置されてて、どのページもすごく楽しい‼︎ もっとたくさんの人に読まれてイイって思うけと、まだ出版されているのか...

この本はジャン・コクトーの本なのにあまり知られてないのが残念。 物語としてはたいして面白い話ではないけれど、とにかく絵が可愛い! フランス語の文章も絵の中に効果的に配置されてて、どのページもすごく楽しい‼︎ もっとたくさんの人に読まれてイイって思うけと、まだ出版されているのかしら??

Posted by ブクログ

2012/02/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

フランス詩人ジャン・コクトー(1889-1963) 1948年59歳のときの作品。 本書の構成、原作がおそらくオリジナルのまま掲載されていて、その傍らに映画の字幕のような訳文が踊っている。 原典の雰囲気も味わえて嬉しい。 デッサン、フォントが空間で踊っているよう。なんといってもこの軽やかさが、私のなかではコクトーの醍醐味なのだ。 幼い読者諸氏にこの結末は理解できないだろう。 反対に、最後の一文の意味がまったく見当もつかないという大人は少ないだろうと思い。 要は、すべての大人たちが多かれ少なかれ共犯なんだろう。 子育てなんてどうやったってエゴイズムだ。 【追記】 最後の一行を誤読! おそらくこれは、いたずらっ子目線の解釈と、子育てする大人目線の解釈ができるのだ。 完全に後者で取っていたが、むしろ前者が正解であるはずで! のーっ 歳は取りたくないな。頭の固い己を恥じた。

Posted by ブクログ

2011/05/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

図書館で借りました  絵本。  なんかSMちっく(笑)  太陽(夫)と月(妻)と子供たちの話。  放任主義というか、もうここまでいくとネグレスト(育児放棄)な夫婦。  で、子供たちは当然、わがまま。悪すぎて手におえない。  だって二人は恋人時代・新婚時代は一緒に歌を歌ったりはしたけれど、今では太陽は昼間おきてお散歩し、夜眠り、月は太陽が寝ると起きだして星達の夜会にいって、朝眠るすれ違い生活。(これって家庭内離婚とかいいませんか?)  困った二人は子供たちに家庭教師をつける。  家庭教師、「犬」。  犬の躾だから、当然…。ねえ? 首輪つけられて、四足で散歩させられたりとか……。  その後、親は犬を解雇して星達に家庭教師を任せるが、皮肉な纏め方をコクトーはする。 「子供たちが星達の教えを受けて、犬から受けた教育を後悔するようになるか、それはなんともいえない」と。そしてやっぱり、夫婦はすれ違ったまま、子供の面倒はみないのだ。  薄ら寒くないですか?(苦笑)

Posted by ブクログ

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