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めぐりあいし人びと
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めぐりあいし人びと

堀田善衛【著】

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めぐりあいし人びと

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社/
発売年月日 1993/01/10
JAN 9784087728910

めぐりあいし人びと

¥605

商品レビュー

4.5

2件のお客様レビュー

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2018/11/10

人の勧めで、はじめて堀田善衛の本を読んだ。いろいろな人との出会いが書いてあり、直接会った同時代の政治家・文学者・哲学者や、歴史上の人物(文学者、芸術家、フィクサー)のことが書いてあった。これほど、深くものを見る・感じる作家がいるんだぁと驚いた。西行のこと、奈良の大きな寺のこと、す...

人の勧めで、はじめて堀田善衛の本を読んだ。いろいろな人との出会いが書いてあり、直接会った同時代の政治家・文学者・哲学者や、歴史上の人物(文学者、芸術家、フィクサー)のことが書いてあった。これほど、深くものを見る・感じる作家がいるんだぁと驚いた。西行のこと、奈良の大きな寺のこと、すばらしく美しいものを生み出した国がその後どうなるのか、などなど、面白かった。

Posted by ブクログ

2017/07/15

93年発行なので「巡り合いし」人びとはほとんど故人であるが書かれてる内容は新鮮でハッと気づかされることが多い。宗教改革は日本の方が三百年も早かったなどなるほどと思わされる。上海で敗戦を迎えた彼の周りには、二度も原爆投下されて日本人は徐々に死に絶えていくだろうという噂がひろまってい...

93年発行なので「巡り合いし」人びとはほとんど故人であるが書かれてる内容は新鮮でハッと気づかされることが多い。宗教改革は日本の方が三百年も早かったなどなるほどと思わされる。上海で敗戦を迎えた彼の周りには、二度も原爆投下されて日本人は徐々に死に絶えていくだろうという噂がひろまっていた。武田泰淳が「かって東方に国ありき」という書き出しで始まる詩を作ったというエピソードと合わせて印象深深い。 大きな視点で物事を見る事の大切さがわかる。

Posted by ブクログ

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