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内田百閒と私 同時代ライブラリー145
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
| 発売年月日 | 1993/04/15 |
| JAN | 9784002601458 |
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内田百閒と私
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商品レビュー
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小説・エッセイの目白三平シリーズの作家、中村武志。彼が師と仰ぐのは内田百閒。本書は、百閒とのエピソードを真ん中に据えて、その前後を自身の生い立ち・来し方行く末で挟み込む。ユーモアとペーソスにあふれ、一気に読ませる。オリジナルは1986年刊。 この中村、百閒先生の教え子ではない。旧...
小説・エッセイの目白三平シリーズの作家、中村武志。彼が師と仰ぐのは内田百閒。本書は、百閒とのエピソードを真ん中に据えて、その前後を自身の生い立ち・来し方行く末で挟み込む。ユーモアとペーソスにあふれ、一気に読ませる。オリジナルは1986年刊。 この中村、百閒先生の教え子ではない。旧制中学卒業後、国鉄に就職し、事務畑で、社内報の編集などを担当する。24歳で百閒のファンとなり、28歳で初めて面会、33歳で百閒の家に出入りするようになる(百閒は53歳)。ま、押しかけ弟子だ。 百閒が「錬金術」と称する借金術。中村の解説を読むと、奥が深すぎるほど深い。確かに、同じ額のお金なのに、借金したお金は価値が高く、有難い。恥を忍んで借りる人間、無理をして貸してくれる人間、その心の動きもそこにある。まさに借金をめぐる哲学だ。 百閒は空襲で家を焼かれ、その後3年間は妻と3畳間の掘立小屋暮らし(黒澤明の映画「まあだだよ」の通りだ)。その後三畳御殿(3畳間×3)が建つまでの経緯がおかしい。中村の描いた百閒の家の見取り図も3葉挟まれている。 巻末に、娘(次女と三女)が語る百閒。百閒のエッセイには出てこないプライベートなことが語られている。これも興味深い。
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