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林芙美子 ちくま日本文学全集045
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林芙美子 ちくま日本文学全集045

林芙美子【著】

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林芙美子 ちくま日本文学全集045

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商品詳細

内容紹介 内容:詩 蒼馬を見たり 抄. 風琴と魚の町.魚の序文.清貧の書.泣虫小僧.下町.魚介.牡蠣.河沙魚.夜猿. 年譜:p466~475
販売会社/発売会社 筑摩書房/
発売年月日 1992/12/18
JAN 9784480102454

林芙美子

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商品レビュー

3.3

3件のお客様レビュー

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2010/05/28

単行本にしては安めで…

単行本にしては安めで、しかも著者の代表作が沢山読めます。手頃な1冊。

文庫OFF

2012/01/06

この人も、知らない人です。 まあ、教科書には、載らないような色っぽい話が、多かったかな。いうほど、色っぽくはないか?でも、ドロドロな肉体関係。だけど、どこか達観したようなところがあります。 なんていうか、叫ばないリアルみたいな感じ。 そうだよね、人って悩んでいるときに叫んだりし...

この人も、知らない人です。 まあ、教科書には、載らないような色っぽい話が、多かったかな。いうほど、色っぽくはないか?でも、ドロドロな肉体関係。だけど、どこか達観したようなところがあります。 なんていうか、叫ばないリアルみたいな感じ。 そうだよね、人って悩んでいるときに叫んだりしない。一人でグズグズと悩むもんだ。

Posted by ブクログ

2011/10/10

林芙美子は肉体と精神が完全に分離している人だ。生活と芸術がと言ってもいい。男に「ロマンチストじゃない」と言われて真っ暗な部屋で「私だってロマンチストなのよう」と「声をたてて唄ってみ」るとことか、芭蕉の文章を空で言える男が粗末な住まいに満足してるのを「淋しかった」と思うとことか、「...

林芙美子は肉体と精神が完全に分離している人だ。生活と芸術がと言ってもいい。男に「ロマンチストじゃない」と言われて真っ暗な部屋で「私だってロマンチストなのよう」と「声をたてて唄ってみ」るとことか、芭蕉の文章を空で言える男が粗末な住まいに満足してるのを「淋しかった」と思うとことか、「肉体は死なないという自信」を持ちながら「心」で「死ぬッ」と叫んでいることとか、とにかく両者が同時並存で相克するから「血みどろ」になる。あと「魚は食するものなり」と書きながら頭に「魚の序文」つけちゃうとこもそう。どうしようもなくリアリストでどうしようもなく詩人。

Posted by ブクログ

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