- 中古
- 書籍
- 文庫
林芙美子 ちくま日本文学全集045
定価 ¥1,068
605円 定価より463円(43%)おトク
獲得ポイント5P
残り1点 ご注文はお早めに
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | 内容:詩 蒼馬を見たり 抄. 風琴と魚の町.魚の序文.清貧の書.泣虫小僧.下町.魚介.牡蠣.河沙魚.夜猿. 年譜:p466~475 |
---|---|
販売会社/発売会社 | 筑摩書房/ |
発売年月日 | 1992/12/18 |
JAN | 9784480102454 |
- 書籍
- 文庫
林芙美子
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
林芙美子
¥605
残り1点
ご注文はお早めに
商品レビュー
3.3
3件のお客様レビュー
単行本にしては安めで…
単行本にしては安めで、しかも著者の代表作が沢山読めます。手頃な1冊。
文庫OFF
この人も、知らない人です。 まあ、教科書には、載らないような色っぽい話が、多かったかな。いうほど、色っぽくはないか?でも、ドロドロな肉体関係。だけど、どこか達観したようなところがあります。 なんていうか、叫ばないリアルみたいな感じ。 そうだよね、人って悩んでいるときに叫んだりし...
この人も、知らない人です。 まあ、教科書には、載らないような色っぽい話が、多かったかな。いうほど、色っぽくはないか?でも、ドロドロな肉体関係。だけど、どこか達観したようなところがあります。 なんていうか、叫ばないリアルみたいな感じ。 そうだよね、人って悩んでいるときに叫んだりしない。一人でグズグズと悩むもんだ。
Posted by
林芙美子は肉体と精神が完全に分離している人だ。生活と芸術がと言ってもいい。男に「ロマンチストじゃない」と言われて真っ暗な部屋で「私だってロマンチストなのよう」と「声をたてて唄ってみ」るとことか、芭蕉の文章を空で言える男が粗末な住まいに満足してるのを「淋しかった」と思うとことか、「...
林芙美子は肉体と精神が完全に分離している人だ。生活と芸術がと言ってもいい。男に「ロマンチストじゃない」と言われて真っ暗な部屋で「私だってロマンチストなのよう」と「声をたてて唄ってみ」るとことか、芭蕉の文章を空で言える男が粗末な住まいに満足してるのを「淋しかった」と思うとことか、「肉体は死なないという自信」を持ちながら「心」で「死ぬッ」と叫んでいることとか、とにかく両者が同時並存で相克するから「血みどろ」になる。あと「魚は食するものなり」と書きながら頭に「魚の序文」つけちゃうとこもそう。どうしようもなくリアリストでどうしようもなく詩人。
Posted by