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恋する伊勢物語
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 筑摩書房/ |
発売年月日 | 1992/05/05 |
JAN | 9784480813091 |
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恋する伊勢物語
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商品レビュー
3.7
10件のお客様レビュー
古典の教科書でしか読んだことのなかった伊勢物語。こんなにも恋愛要素が盛りだくさんとは知らなかった。 俵万智さんご自身のエピソードも交えながらの訳は、わかりやすく面白かった。 高校の先生をされていた時期もあったらしいけど、こんな先生に教わったらみんな古典好きになってしまいそう。 一...
古典の教科書でしか読んだことのなかった伊勢物語。こんなにも恋愛要素が盛りだくさんとは知らなかった。 俵万智さんご自身のエピソードも交えながらの訳は、わかりやすく面白かった。 高校の先生をされていた時期もあったらしいけど、こんな先生に教わったらみんな古典好きになってしまいそう。 一番印象に残ったのは「さらぬ別れ」。友人のお母さんの死を知り、ある実験をおこなった俵さんの気持ちがよくわかる。高校生の時から感受性が高く、自分の気持ちをしっかり分析されていたことがわかるエピソード。こういう方だから、あのような短歌が生み出せるんだろうな。
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伊勢物語が今までで1番身近に感じた。 「言葉は、古くならない」 この言葉にココロが反応した。 どんなプレゼントよりも、言われた言葉ってすごく記憶に残ってる。 いつもらったんだけっけ?なんて、品物は記憶が薄れる。 それに比べて 言われた言葉 だけじゃなく その時のシチュエーション...
伊勢物語が今までで1番身近に感じた。 「言葉は、古くならない」 この言葉にココロが反応した。 どんなプレゼントよりも、言われた言葉ってすごく記憶に残ってる。 いつもらったんだけっけ?なんて、品物は記憶が薄れる。 それに比べて 言われた言葉 だけじゃなく その時のシチュエーションなんかも記憶してる。 家族、恋心、四季… 歌にして伝える言葉 「言葉は、古くならない」から 千年前の言葉も こんな風に共感できるんだろうな。 デートは約束した時からはじまってる。 だって。 伊勢物語って本当にキュンキュンする♡
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なにげに久しぶりのプライベート読書。(しばらく仕事の資料と投資の本ばかり読んでた。。汗)1991年1月〜12月までの読売新聞日曜版の連載をまとめた俵万智さんの『伊勢物語』に関するエッセイ。歌を中心にしていてわかりやすく、連載当時毎週楽しみに読んでいました。 近年、大河ドラマ『平清...
なにげに久しぶりのプライベート読書。(しばらく仕事の資料と投資の本ばかり読んでた。。汗)1991年1月〜12月までの読売新聞日曜版の連載をまとめた俵万智さんの『伊勢物語』に関するエッセイ。歌を中心にしていてわかりやすく、連載当時毎週楽しみに読んでいました。 近年、大河ドラマ『平清盛』にハマったり、百人一首の本を作ったりして、自分の中で平安時代熱が再燃。当然ながら、大人になったいまのほうが藤原氏の名前や政治背景などを把握できて楽しくなっている。原典は厳しいし、1〜2編読めばわかると想うが原典の直訳もつまらないので、とりあえず、なつかしのこの本を読むことに。 話はみなさんもご存知、在原業平の歌物語。といいたいけれど、高校で習うであろう「東下り」(からころも きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる たびをしぞおもふ)のように業平の話ではないものもけっこうあります。実際は、業平のような風流を解する人が集めた物語集って感じでしょうか。(一部、反面教師的に興ざめな物語も入っている。) さまざまな男女の恋愛の形が入っていて、いつの時代も変わらない様子が、ときに楽しく、ときに切なく、ときにやるせなく。わずらわしいことも多かっただろうけども、こんな風に和歌をやり取りしながら恋愛できるなんて、風流でうらやましいな〜って思いました。 業平と高子の身分違いの恋はやっぱりドラマチックですよね。万智さんが「あれは、なあに?」と決め台詞として訳しているところがさすがだなぁと思いました。 都に宮仕えに行ったまま音沙汰のない旦那を待って待って待って、、、この日までに帰って来なかったら離婚する、と決めていた女性の「三年目の悲劇」は、とても切なく、でも起こりうることで心を打ちました。 「だから出世しない」の布引の滝の話は、在原業平・行平の話のような気がするけれど違うのかな? どの話にも短い中にささやかな心を動かすものが含まれています。 調べたら『愛する源氏物語』も出ているそう。 業平もモデルのひとりとされる光源氏の物語。和歌は漫画でもほとんど読み飛ばしてていたので、いずれ読もうと思います。
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