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新版 指輪物語(6) 王の帰還 下
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 評論社/ |
発売年月日 | 1992/05/20 |
JAN | 9784566023598 |
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新版 指輪物語(6)
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商品レビュー
4.3
6件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
いよいよ最後。 キリス・ウンゴルの塔 残りは後一冊。何かしら寂しい。もっと長く話が続けばよいのに。この所東京の夜景を見下ろすと(オフィスは高いところにあり烏がよくビルの周りを飛び回っているんだなー)、モルドールの国を眺めているような気がする。特に夕闇の中で遠く西を見渡すと、彼方にエフェル・ドゥアスが横たわり、その向こうにオルドルインがそびえ立っているのが見える。霧に霞む朝の都庁を見上げるとオルサンクの塔に見えてくる。病気だ。 影の国 フロドは何か変わってしまった。ただ運命のまにまに流されているようだ。シェロブの巣穴から逃れ出たときから既に崩壊は始まっていたのだろう。 灰色港 終わってしまった。また読もう。 やはり、「ホビット庄の掃蕩」の存在が不思議な印象を残す。「家路」の後、「灰色港」に直接つなげても(ホビット庄に帰ってから灰色港に旅立つまでのホビット庄での簡単な後日談を追加して)構わないような気がする。ホビットの冒険でも単純なめでたしめでたしで終わらせなかった(話を冒険から現実に戻す)ことから、トールキンが最後にちょっと異質な挿話でこの物語全体に唯のファンタジーに終わらせたくない意思があったと考えられるが。 ・ホビットは純粋無垢な存在でないこと。 ・周りの世界と無関係に小さな平和を教授できないこと。 ・小さきものにも勇気が必要であること。 等など、いろいろ理屈を考えてみてもしっくりこないが、確かにこの章があったほうが良いという感覚は残る。フロド、サム、メリー、ピピンが旅で得たもの、成長した証しをただ単に語るよりも、サウロンとその一味に対抗する話で示すことで読者に強く印象を残すことができる。 最後の寺島龍一さんの挿絵がとてもいいです。
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結局、去年中には読めずに、今年に入ってから読み終えました。 けっこう意外だったのが、指輪を火の山に放り込むのが、物語の前半だったことですねぇ。 でも、それから後に続くお話は、この長い長いお話の大団円にふさわしいものだと思いました。 むかしよんだときの記憶では、フロドがエルフた...
結局、去年中には読めずに、今年に入ってから読み終えました。 けっこう意外だったのが、指輪を火の山に放り込むのが、物語の前半だったことですねぇ。 でも、それから後に続くお話は、この長い長いお話の大団円にふさわしいものだと思いました。 むかしよんだときの記憶では、フロドがエルフたちと行っちゃう状況は、とっても、重苦しいものだという印象だったのですが、もしかすると、そうでもないかも。 「優しい心の贈り物である憐れみを軽んじてはいけない」 というのは、今回、あぁ、わたしのモヤモヤとしていものを言葉にしてくれたセリフだなぁと思った。 「不便でしたが、不幸ではありませんでした」 という言葉が、あたかも、正解のように語られるたびに、 「かわいそう」 という言葉が非難されるたびに感じていた違和感。 それが、ちょっとすっきりしました。 不幸であるかどうかは、やっぱり、人それぞれの状況によって違ってくるのものです。 ときに、人の同情が、人を救うこともあります。 それを否定すると、なんだか、住みにくい世界になってしまうような気がします。 優しさは、やっぱり、優しさとしてうけとめていきたいものです。 さて、後は、追補編だけです。 文庫本*1を持っているのに、わざわざハードカバーを買ったのは、この追補編を読んでみたかったからです。 あとで、文庫で、これも出て、ちょっとショックをうけてしまいましたが……。
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完結編。 内容の前半部分がフロド・サムによる指輪との決着。 後半がその後の「めでたしめでたし」という部分のお話。 前半の部分は緊迫していて楽しめました^^ そして後半部分は少し退屈な感じはしたかな。その後の話しなため争いなども起こらず関わった人々がその後どうするのかを、指輪一行と別れるまでの部分を語っている。 ただ、そのまま皆が家に帰りめでたしめでたしで終わらず、最後のホビットが帰った場面は面白かったです。 成長したホビット達の活躍などまた読みたいものです
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