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大いなる序章(下) ワイルド・カード1 創元SF文庫
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大いなる序章(下) ワイルド・カード1 創元SF文庫

ジョージ・R.R.マーティン(編者), 黒丸尚(訳者), 添野知生(訳者), 堺三保(訳者), 山岸真(訳者)

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大いなる序章(下) ワイルド・カード1 創元SF文庫

定価 ¥694

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 1992/10/01
JAN 9784488703028

大いなる序章(下)

¥550

商品レビュー

5

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2025/08/22

上巻を読み終わったのが5年も前。いわゆるワイルドカードウィルスにより多くの死者が出たニューヨーク。死ななかったものたちは遺伝子改編により、異常な外見だったり、超能力を与えられるという設定のもと、多くの作者による連作長編。設定が悲惨なのと、短編のそれぞれで作者が変わるのがちょっと読...

上巻を読み終わったのが5年も前。いわゆるワイルドカードウィルスにより多くの死者が出たニューヨーク。死ななかったものたちは遺伝子改編により、異常な外見だったり、超能力を与えられるという設定のもと、多くの作者による連作長編。設定が悲惨なのと、短編のそれぞれで作者が変わるのがちょっと読みづらくてなかなか下巻を読む気にならなかった。読み始めれば、そんな懸念はなく、背景がベトナム戦争やヒッピームーブメントなど、アメリカの戦後史に絡む内容で面白かった。Wikipediaで調べてみると最新作は2025年の33巻とのこと。日本語訳は3巻までしかない模様。創元推理文庫は、きっと勝手に3部作と銘打ってシリーズを無視しているに違いない(シーナン・マクガイヤの「不思議の国の少女たち」の件で根に持っている私の偏見です。)

Posted by ブクログ

2004/11/29

か、かっちょええ〜。 なんで、もっと早く読んでなかったんだ…… IFものとしてのできはイマイチだけど、そのキャラクターたちのカッコよさに惚れる。 まるでアメコミの世界で、小難しいことを考えずに一気に読むことができる。 知らない人のために言っておくと、アンソロジーとオムニバスを...

か、かっちょええ〜。 なんで、もっと早く読んでなかったんだ…… IFものとしてのできはイマイチだけど、そのキャラクターたちのカッコよさに惚れる。 まるでアメコミの世界で、小難しいことを考えずに一気に読むことができる。 知らない人のために言っておくと、アンソロジーとオムニバスを足したような作品。 つまり、複数の作家がそれぞれキャラクターを創造して、それらの短篇で一つの世界を構成しているオムニバス形式の作品なのだ。 だから、作家によって同じキャラクターの性格付けが違ったりするのが面白い。 まー、あらすじは、マンハッタンの上空でウイルスが撒き散らされ、それに感染した90%は死亡、 残る10%のうち9%が肉体が奇形化したジョーカーに、1パーセントが超能力を持ったエースへと生まれ変わる。 そして彼らがいろんなことする(笑)。 基本的にはアンソロジーなんだけれども、時間は一本通っているので順番に読んで行かないと駄目。 ちなみに大御所ゼラズニィがやっぱ一番面白い。 さて、ここから読んだ人用。 無数にいるイカシたキャラクターの中からお気に入りを選ぶとなると難しい。 みんないいと言えばそうだけど、中でもお気に入りは無敵の勇者タートル。 自称ってのがいいし、その正体もかなりイイ。 ヨーマンもかっこいいな。 エンジェルフェイスも好きだったけど出てこない上、クリサリスとなんかキャラが被ってるような。 バガボンドとか地下鉄になっちゃったC・Cも捨てがたい。

Posted by ブクログ