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月宮の人(下) 朝日文庫

杉本苑子【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞社/
発売年月日 1992/01/01
JAN 9784022606839

月宮の人(下)

¥330

商品レビュー

4.7

3件のお客様レビュー

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2010/05/28

お市の方にはじまり、…

お市の方にはじまり、その娘お江へ―そしてさらに後水尾天皇の中宮にとなった和子へと受け継がれていく系譜。下巻の主人公は和子になっています。ラストの、和子と後水尾院の長年のわだかまりがとけ、二人寄り添うさまは感動です…

文庫OFF

2022/05/15
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※このレビューにはネタバレを含みます

戦国から江戸初期を生きたお市の方から浅井三姉妹、東福門院に至る三代の女性たちの人生を、そば近くで仕えた三人のの視点で描く。 下巻は、お江の娘、和子の入内騒動から京vs.江戸の陰謀や駆け引きのドロドロを経て、穏やかな老境に至る後水尾院と和子の夫婦の物語。 宮廷内の陰謀は、合戦とは別の恐ろしさ。

Posted by ブクログ

2010/07/16

間違えて下巻を手にとってしまったのですが、問題なく読めました。 下巻は東福門院和子が入内する直前からの話。 和子のそば近くに居た2人の視点で語られる。 徳川幕府という新しい支配構造が出来上がってくる段階で、公武関係をつなぐために入内した和子。 もっと彼女に関する本が出てきてほし...

間違えて下巻を手にとってしまったのですが、問題なく読めました。 下巻は東福門院和子が入内する直前からの話。 和子のそば近くに居た2人の視点で語られる。 徳川幕府という新しい支配構造が出来上がってくる段階で、公武関係をつなぐために入内した和子。 もっと彼女に関する本が出てきてほしいと思う今日この頃。 特に印象的だったのは、最後の最後の部分で御所が火災に遭った際、後水尾上皇が和子の御所に自ら来たという下り。 前半部分から描かれていた、二人の間にあった埋めようのない溝が、年月を経る中で変化してきてこんな形で昇華されたのか、と納得できる話運びでした。

Posted by ブクログ

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