- 中古
- 書籍
- 書籍
突然訪れた天使の日 リチャード・ブローティガン詩集
定価 ¥1,922
1,870円 定価より52円(2%)おトク
獲得ポイント17P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 思潮社 |
発売年月日 | 1991/04/01 |
JAN | 9784783724186 |
- 書籍
- 書籍
突然訪れた天使の日
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
突然訪れた天使の日
¥1,870
在庫なし
商品レビュー
4
2件のお客様レビュー
「男がふたり車から降りる。/そして車の脇に立っている。ふたりは/ほかにどうしたらいいかわからないのだ。」(男がふたり車から降りる) --- 「ぼくらは出合う。ぼくらはいろいろやってみる。なにも起こらない、/だけど/その後ぼくらは会うたびに/いつもどぎまぎする。そしてぼくらは視線を...
「男がふたり車から降りる。/そして車の脇に立っている。ふたりは/ほかにどうしたらいいかわからないのだ。」(男がふたり車から降りる) --- 「ぼくらは出合う。ぼくらはいろいろやってみる。なにも起こらない、/だけど/その後ぼくらは会うたびに/いつもどぎまぎする。そしてぼくらは視線をそらすのだ。」(ぼくらは出合う。ぼくらはいろいろやってみる。なにも起こらない、だけど) --- 「ぼくは心をこめてこんにちはといった、だけど彼女はもっと心をこめて/さようならといったのさ。」(万事休す) --- 「あたしの糞ったれ人生の最高に/見事にハングリーな朝は/フライド・ポテトのようにファックしてよ。」(フライド・ポテトのようにファックしてよ)
Posted by
何故詩を読むかと言えば、今のところ意外性を伴う驚異を求めているからである。 それは私の中でアリ地獄に踏み入る事と重なり、足を一歩出しただけでずぶぶと中心へ引き摺り込まれ、ウスバカゲロウにしてヤられるのと同等なのだ。 しかし、この詩集には僕にとってのアリ地獄が無い。 ウスバカゲロウ...
何故詩を読むかと言えば、今のところ意外性を伴う驚異を求めているからである。 それは私の中でアリ地獄に踏み入る事と重なり、足を一歩出しただけでずぶぶと中心へ引き摺り込まれ、ウスバカゲロウにしてヤられるのと同等なのだ。 しかし、この詩集には僕にとってのアリ地獄が無い。 ウスバカゲロウが成虫になろうとしているからだ。幼虫が成虫になるのは自然な流れである。その代わり、その摂理を二度見して凝視したくなってしまう詩集だ。二度見して凝視するとその摂理さえも美しい。
Posted by