笑いの遊歩道 イギリス・ユーモア文学傑作選 白水Uブックス89

チャールズ・ディケンズ(著者), アントニー・トロロプ(著者), サキ(著者), イーヴリン・ウォー(著者), ジョン・ウェイン(著者), 沢村潅(編者), 高儀進(編者)

• 内容紹介: 内容:ミンズ氏といとこ チャ-ルズ・ディケンズ著. パナマへの船旅 アントニ-・トロロプ著. お茶 サキ著. ちょっとした芸術 P.G.ウッドハウス著. ボ-ルトン・ウィンフィ-ヴァ-ズの生活 J.B.モ-トン著. 土を土に ロバ-ト・グレイヴズ著. 勝った者がみな貰う イ-ヴリン・ウォ-著. 歌う猫 H.E.ベイツ著. ジョン・ダフィ-の弟 フラン・オブライエン著. 歓び ドリス・レッシング著. 道義心 キングズリ-・エイミス著. 文学・哲学・討論愛好会でのスピ-チ ジョン・ウェイン著. 解説
• 販売会社／発売会社: 白水社/
• 発売年月日: 1990/03/05
• JAN: 9784560070895

商品レビュー

2023/11/06

結構意味を汲み取りづらい作品が多いので
そういうもん、ということであきらめてください。
そういう作品ばっかりです。

あと割と胸糞なのも散見されます。
「勝ったものがみな貰う」がそうね。
なんであの好き勝手やっているやつに
鉄槌が来ないんだろうと思うはず。
世の中そんなもんだから…

あとはしたたかな計画をしていた
いとこがあっけなく失敗する
まあ予見できるお話とかね…

この手の作品が嫌いな人は
間違いなく受け付けないと思う。

2015/07/19

イギリスのユーモアって、「時に偏見を弄んだブラックユーモア」みたいなイメージがあって、もちろんそういうのも大好きなんだけど、くすっと笑えるようなものもあったりして新鮮だった！
それから当然、風刺の対象だって様々だし、読めば読むほど、好みの作風がみつかるのかも…。

今回好みだと思ったのは…
サキ「お茶」
J・B・モートン「ボールトン・ウィンフィーヴァーズの生活」
イーヴリン・ウォー「勝った者がみな貰う」
フラン・オブライエン「ジョン・ダフィーの弟」
キングズリー・エイミス「道義心」
ジョン・ウェイン「文学・哲学・討論愛好会でのスピーチ」
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