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紫音と綺羅(下)
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 光風社出版/ |
発売年月日 | 1990/09/25 |
JAN | 9784875194996 |
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紫音と綺羅(下)
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商品レビュー
5
3件のお客様レビュー
1990年発行、光風社出版の単行本。クライマックスで時の流れが遅くなる、または止まるというのはよくある話。しかしこの話はかなり壮大に時が遅くなる。それはリレー小説で中間の人物が自分の得意分野にひきつけようとして登場人物を増やしたからだろうが、最後は多少は栗本薫らしい作品になってい...
1990年発行、光風社出版の単行本。クライマックスで時の流れが遅くなる、または止まるというのはよくある話。しかしこの話はかなり壮大に時が遅くなる。それはリレー小説で中間の人物が自分の得意分野にひきつけようとして登場人物を増やしたからだろうが、最後は多少は栗本薫らしい作品になっていたかもしれない。最後が「絃の聖域」や「レクイエム・イン・ブルー」に似てるような気がするのは仕方がないか。 あとがき:「あとがき」(1990年7月29日)栗本薫、
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下巻はすべて栗本薫が書いています。 上巻で広がってしまった風呂敷ですが、ちゃんと畳まれましたね。下巻はちょっと伊集院大介風なところもあり、こちらの方が読みやすい。上巻はいろいろしんどい場面(笑)が多かったですよね。 タイトルが「紫音と綺羅」ですが、結末もこの二人が締めているので、...
下巻はすべて栗本薫が書いています。 上巻で広がってしまった風呂敷ですが、ちゃんと畳まれましたね。下巻はちょっと伊集院大介風なところもあり、こちらの方が読みやすい。上巻はいろいろしんどい場面(笑)が多かったですよね。 タイトルが「紫音と綺羅」ですが、結末もこの二人が締めているので、その辺はさすが栗本薫と言うべきか。しかし作者、あとがきでも書いていますが、結末までまとめるのは結構苦労したっぽい。そりゃそうでしょう。良くこういう感じにまとまったもんだと思います。でもまぁそれも楽しくやってたようなので良いんでしょう。
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栗本 薫 と雑誌JUNEに開いた道場の門下生の江森 備 と野村 史子 ,JUNEに掲載していた作家の 森内 景生 ,吉原 理恵子, 榊原 姿保美による駅伝小説の後半。 前半で書き継いでいるうちにどんどん方向性が変わったものを,後半分を栗本薫がひきついで終息させたとのこと, JUNE系の新しい小説にリアリティがなく,方向性に疑問を持った栗本薫が遊びで始めたとのことが,上巻のあとがきにある。 深く読んでいないので違いが分からない。 クリスタル文庫にもなっているのだから,失敗ではないはず。 江戸川乱歩らの合作駅伝小説「江川蘭子」というものがあることがあとがきに記載がある。
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