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アンナ・カレーニナ 改版(下) 岩波文庫
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アンナ・カレーニナ 改版(下) 岩波文庫

レフ・トルストイ(著者), 中村融(訳者)

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アンナ・カレーニナ 改版(下) 岩波文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 1989/11/01
JAN 9784003261736

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商品レビュー

4.3

12件のお客様レビュー

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2010/05/28

幸せという言葉を考え…

幸せという言葉を考えさせられる作品です。

文庫OFF

2024/06/11

この長い小説の中で個々が抱えるその時代の問題点が事細かく、こころの揺れ動きを交えて表現されている。こころの描写が凄すぎて一人一人になりきってしまえた。愛するが故にそれを恐ろしいと思えてしまう息子、妻、友人! 落ち込みたいときに読むととことん落ち込める! アンナの行動はこころの動き...

この長い小説の中で個々が抱えるその時代の問題点が事細かく、こころの揺れ動きを交えて表現されている。こころの描写が凄すぎて一人一人になりきってしまえた。愛するが故にそれを恐ろしいと思えてしまう息子、妻、友人! 落ち込みたいときに読むととことん落ち込める! アンナの行動はこころの動きを考えると、当然とも言えるかもとも思えてしまう。

Posted by ブクログ

2022/01/29
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

当時のロシア社会のことはよく分からない。作者の投影であるレーヴィンの農民への考え方が同時にあってどういう意味を持つのか、政治のことも労働の賃金のことも、たくさん出てくるけれど頭に入ってこなかった。ただあれほど愛し合っていたアンナとウロンスキイがどんどん冷めていって、被害妄想に囚われたアンナが病んでいく様子とか、生活に疲れ切りながらも子どものことばかり考えてしまうドリイの描写がリアルだった。アンナを不貞だと責めるだけではなく、あれこそが自由で良いとドリイが一種憧れを持つような心の動きとか。 冒頭にある、レーヴィンの兄セルゲイがワルワーラにプロポーズしようとしてお互いにそれを意識しながらもタイミングを逃してしまう話がお互いに切ない。

Posted by ブクログ

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