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絆 集英社文庫
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絆 集英社文庫

小杉健治(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 1990/06/20
JAN 9784087495966

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商品レビュー

3.9

37件のお客様レビュー

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2024/10/19

法廷ミステリーとしても社会派としても  小谷野さんから。  裁判エンターテインメント。同時に、社会派エンターテインメント。  法廷ミステリーは初めて読んだ。筆致が丁寧で面白かった。紋切型も厭にならない範囲で巧みで、無駄な文章が少い。素材はきっちりと社会派に収めてある。  テーマ...

法廷ミステリーとしても社会派としても  小谷野さんから。  裁判エンターテインメント。同時に、社会派エンターテインメント。  法廷ミステリーは初めて読んだ。筆致が丁寧で面白かった。紋切型も厭にならない範囲で巧みで、無駄な文章が少い。素材はきっちりと社会派に収めてある。  テーマ的に、大江健三郎を思ひ浮かべた。よくできた筋だ。社会派としてまったく古びてゐない感じさへあった。  直木賞候補になったが落された。選評を読むと、文体だったり人情物だったりに難癖がつけられてゐる。この小説が落されるのだから、当時の直木賞は相当レベルが高かったのだなと皮肉交じりに思った。

Posted by ブクログ

2024/06/06

我が家のお庭は芝生なのだが、毎年この季節は草取りが大変(-。-; 土日ともなると何時間も外で草取りをしている(-。-; いつも通り、早朝に草取りをしていると、隣に住む読書好きの叔母が声をかけてきた。 いつも私がポチポチした本は、一冊残らず、全て隣の叔母に回しているのだ。(もちろ...

我が家のお庭は芝生なのだが、毎年この季節は草取りが大変(-。-; 土日ともなると何時間も外で草取りをしている(-。-; いつも通り、早朝に草取りをしていると、隣に住む読書好きの叔母が声をかけてきた。 いつも私がポチポチした本は、一冊残らず、全て隣の叔母に回しているのだ。(もちろん、ラブセメタリーもだ) 「まきちゃん、いつも本ありがとね。 まきちゃん、絆って本読んだことある?小杉なんとかって人だったと思うけど。 あれなかなか良かった記憶があるよ。」 と教えて貰ったのですぐにポチった(笑) 弓丘奈緒子は、夫を殺害したことを認めていたのだが、担当する弁護人である原島は無罪を主張する。 殺された夫には、愛人がいたことがわかっていた。夫婦の間では離婚話もあった。 明らかに検察側が圧倒的に有利だったのだが、原島弁護士によって真相が明らかにされていく。 新聞記者であり、幼い頃被告人の隣の家に住んでいた男性が物語を進めていく。 彼は被告人の弟と幼い頃仲良くしていたことがあった。知的障害者の弟に命を助けられたこともあったのだ。 最初はちょっと難しいのかな?退屈かな??と思ったのだが、次第に物語が進み出す。 半分くらい来ると、早い!早い! どんどん新事実が出てきて読者を飽きさせず、後味も悪くない終わり方o(^▽^)o 叔母はこういう本が好みなのだろうなo(^▽^)o しっかり楽しませて頂いた♪(๑ᴖ◡ᴖ๑)♪

Posted by ブクログ

2023/04/21

夫殺しの被告弓岡奈緒子。殺された夫には愛人が⋯。状況は被告不利に傾いて行く。だが、裁判の進行につれて秘められた意外な真実。人間の心の気高さを謳いあげる感動の法廷ミステリー。

Posted by ブクログ