1,800円以上の注文で送料無料
ゴドーを待ちながら ベスト・オブ・ベケット1
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 書籍
  • 1219-02-07

ゴドーを待ちながら ベスト・オブ・ベケット1

サミュエル・ベケット(著者), 安堂信也(訳者), 高橋康也(訳者)

追加する に追加する

ゴドーを待ちながら ベスト・オブ・ベケット1

定価 ¥2,200

1,375 定価より825円(37%)おトク

獲得ポイント12P

残り1点 ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品【送料無料】

店舗到着予定:3/8(日)~3/13(金)

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

3/8(日)~3/13(金)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 白水社
発売年月日 1990/10/20
JAN 9784560034965

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

3/8(日)~3/13(金)

ゴドーを待ちながら

¥1,375

残り1点
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

4.2

24件のお客様レビュー

レビューを投稿

2026/02/15

彼によって創り出された絶望的なものは、真実を証し立てようとする願望の荒々しさの証拠にほかならないのだ。ベケットは満足げに〈否(ノー)〉と言っているのではない。〈しかり(イエス)〉への憧れから彼の仮借ない〈否(ノー)〉を鍛えあげるのだ。だから彼の絶望はいわば鋳型(ネガティヴ)であっ...

彼によって創り出された絶望的なものは、真実を証し立てようとする願望の荒々しさの証拠にほかならないのだ。ベケットは満足げに〈否(ノー)〉と言っているのではない。〈しかり(イエス)〉への憧れから彼の仮借ない〈否(ノー)〉を鍛えあげるのだ。だから彼の絶望はいわば鋳型(ネガティヴ)であって、その逆のものの形をそこから引き出すことができるのである。 ──ピーター・ブルック

Posted by ブクログ

2025/08/24

20年もの長い間、本棚に積読状態だった本。いつも気になっていたこの本を、本日読了した。 登場人物は主人公2人、通りがかりの2人(動物かもしれないが)、男の子2人(同じ子どもかもしれないし違う子かもしれない)だけ。 ストーリーは特になくて、主人公たちがどうやら「ゴドー」なる人?を...

20年もの長い間、本棚に積読状態だった本。いつも気になっていたこの本を、本日読了した。 登場人物は主人公2人、通りがかりの2人(動物かもしれないが)、男の子2人(同じ子どもかもしれないし違う子かもしれない)だけ。 ストーリーは特になくて、主人公たちがどうやら「ゴドー」なる人?を待っているらしいということだけが想像できる。でもゴドーとは何者なのか最後までわからない。 その分読み手によって色々に解釈できる懐の大きい戯曲である。 そういう意味では、私にとってゴドーとは「本を読了する今日のこと」だったのかもしれないし、この本にとっては「私が読み始めること」を待っていてくれていたのかもしれない。 常識や習慣というものを根底から覆され、読んで非常に触発された戯曲だった。 読んでよかった。読み終わることができてよかった。待っていてくれてありがとう。 そしてこの日を待ち続けていてよかった。。 ベケットは今回初読み。1969年ノーベル文学賞受賞

Posted by ブクログ

2024/04/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今年に入ってから何回か『ゴドーを待ちながら』というタイトルを耳にすることがあり(GEBでも出てきたような)、これは今年読むべしということだなと思い、手を取りました。 私のイメージする戯曲まさにという感じで、これは少なくとも読める英語でチャレンジすべしです。 エストラゴン(ゴゴ)とヴラジーミル(ディディ) 読了後の感想、それから久しぶりにSparknotesやらを見た感想としては、高橋康也の解題が一番しっくりくるサマリだと思っている。すなわち、 『ゴドー』に接して、人はむしょうにおしゃべりになりたがっている自分を見出す。…テクストの内部に自己矛盾の隙き間を見つけて、そこから作品を腑分けし、脱構築しようとしても、実は全篇これ隙き間で成り立っていることを悟られるのである。…急いで断っておくが、議論や解釈がむだというのではない。無数の解釈が生まれ、すれちがい、ゆらめき、消尽されてゆく、その過程がまさにこの作品を観たり読んだりする経験の実体にちがいないのだ。だから、解釈はたぶん多いほどいい。それだけ、すれちがいのエネルギー、ゆらめきのゲーム、消尽のスリルが大きくなる理窟だから。 そもそも表題がそうだ。「ゴドー」を「ゴッド」のもじりと解して、神の死のあとの時代に神もどきを待ちつづける現代人、その寓意的肖像画の画題がここにある。ーこの解釈が抗しがたい誘惑力をもつことは事実だが、同時に、口にするのも気恥ずかしいほど陳腐なのも確かだろう。それに、神の死といったとき、話はあまりにキリスト教的に限定されすぎてしまうのではないか。… まさに!!読みながらこれはあれそれを指し示しているのか、テーマはモチーフは、と分析するのも楽しいが、1954年に出版された、現代のこの劇が、そんなにシンプルにまとめられるものなのか、というのも同時に強く感じるわけで。 なおSparknotesでは Estragon and Vladimir want so desperately to have a sense of purpose in their lives that they fully commit to waiting for Godot, whom they believe will save them, to arrive. This innate need for purpose serves as the play’s central conflict, although Beckett emphasizes throughout that their goal is impossible to achieve. These differences from Act One suggest that humankind can never truly understand the world around them due to the influence of chance, or randomness. The bleak tone of the falling action, which features Estragon and Vladimir committing to wait the following day, finalizes Beckett’s ultimate argument that human experience is meaningless and suffering is inescapable. 全体的に人間や人生の不条理さ、不毛さを読み取る、"王道解釈"で、勿論WWIIの後なのだからその要素も強くある。一方で、果たしてそれだけ、とも2024年の私は思ってしまうのだが、それは平和ボケのせいだけなのか。信じられていた人類の知性・理性などは自分の生まれる前に崩壊し、混沌の時代と言われ続けている中で自我が芽生えた身としては、そもそもの前提がそんなものだともいえるわけで、やはり今の時代を切り取る言葉、詩や歌、劇、表現、思想、といったものが、この後生まれてくるのだろうか? なんにせよ、面白かったです。

Posted by ブクログ