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変幻の地のディルヴィシュ 創元推理文庫
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変幻の地のディルヴィシュ 創元推理文庫

ロジャー・ゼラズニイ(著者), 黒丸尚(訳者)

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変幻の地のディルヴィシュ 創元推理文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社/
発売年月日 1990/01/31
JAN 9784488686055

変幻の地のディルヴィシュ

¥220

商品レビュー

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2024/07/13

 とある荒野のただなかに、この世のものならぬ力に支配された場所があった。その地に棲む存在の影響で、荒野は不定期に千変万化することから、知る者はそこを "変幻の地" と呼ぶ。その中央にそびえ立つ城こそ、地獄からの帰還者ディルヴィシュの敵である、魔術師ジェレラクの...

 とある荒野のただなかに、この世のものならぬ力に支配された場所があった。その地に棲む存在の影響で、荒野は不定期に千変万化することから、知る者はそこを "変幻の地" と呼ぶ。その中央にそびえ立つ城こそ、地獄からの帰還者ディルヴィシュの敵である、魔術師ジェレラクの根拠地。宿敵を打ち倒すため、彼の地に足を踏み入れたディルヴィシュは、本懐を遂げることができるのか――。  本シリーズは掲載誌に恵まれず、未完の状態で一度は中断されたが周囲からの評判は高く、その要望に応えて作者は年を経て数話の新作短編を著した後、全てを収束させる本書を書き下ろした。ディルヴィシュ、そしてジェレラクがどのような未来を迎えたか、はぜひ本書にて。  解説にもあるが、本書には王道のファンタジー要素に加えて、怪奇小説の要素――ホジスンやラヴクラフトなど――も盛り込まれていることは周知の事実で、それらを彷彿とさせる異界の存在が脇役や敵役として登場する。また、終盤で登場する怪異は後に "ティンダロスの混血種" としてクトゥルフ神話TRPGに取り込まれているので、クトゥルフ神話に関心がある人にも一読をおすすめする。

Posted by ブクログ

2019/07/14

長編であるこちらのディルヴィシュは、何とあからさまな クトゥルフ神話だった(苦笑)。そんなのありかよ!と言い たくなる結末までもがクトゥルフ神話風味だから、ここまで 徹底的にやってもらえれば文句を言う気も起きないという ものだ。クトゥルフ神話も嫌いではないし、楽しく読ませて もら...

長編であるこちらのディルヴィシュは、何とあからさまな クトゥルフ神話だった(苦笑)。そんなのありかよ!と言い たくなる結末までもがクトゥルフ神話風味だから、ここまで 徹底的にやってもらえれば文句を言う気も起きないという ものだ。クトゥルフ神話も嫌いではないし、楽しく読ませて もらいはしたが、やはり短編集である「地獄に墜ちた者 ディルヴィシュ」の方が好きかな。 ヒロイック・ファンタジーが好きな人ならば必読のシリーズ である。

Posted by ブクログ

2010/07/07

ホルランが全てと言えましょう(個人的見解)。 実は、主人公ディルヴィシュが復讐したがってる魔法使いより強いんじゃ…と思わせる後半登場のホルランがいればこそ、でしょう。 それにしても、自分の手で復讐が出来なかった、と、神々に飛びかかる主人公というのは、…なかなかお目にかかれないと思...

ホルランが全てと言えましょう(個人的見解)。 実は、主人公ディルヴィシュが復讐したがってる魔法使いより強いんじゃ…と思わせる後半登場のホルランがいればこそ、でしょう。 それにしても、自分の手で復讐が出来なかった、と、神々に飛びかかる主人公というのは、…なかなかお目にかかれないと思うのですが。結果的にいなくなったからいいじゃん、と思うのですが、最後までぶつくさ言う辺り、ゼラズニイらしいなあ、と思って、くすくす笑う私です。

Posted by ブクログ

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