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ドクトル・ジバゴ(上巻) 新潮文庫
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ドクトル・ジバゴ(上巻) 新潮文庫

ボリス・パステルナーク(著者), 江川卓(訳者)

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ドクトル・ジバゴ(上巻) 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 1989/04/25
JAN 9784102284018

ドクトル・ジバゴ(上巻)

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みんなの感想まとめ
  • 歴史的激動時代
  • 人間の存在意義
  • 社会価値観の変化
  • 葬送歌の象徴
  • 深い考察を促す
  • ロシア文学の魅力
  • 翻訳者の配慮
  • 読みやすい難解さ
  • 人物の苦悩と葛藤
  • 永遠性を思い描く

激動の時代に翻弄される人々の人生を描いたこの作品は、社会の価値観が一夜にして変わりうる不安定さをテーマにしています。葬式の場面から始まる物語は、ロシアの葬送歌「永遠の記憶」を通じて、登場人物たちの苦悩や葛藤を浮き彫りにします。著者の独自の視点やシンボリズムは、読者に深い考察を促し、時代に対する「永遠性」を思い描かせる要素となっています。翻訳者の細やかな配慮により、ロシア文学特有の難解さを感じさせない読みやすさがあり、物語の背後にある深い意味を探る楽しさもあります。作品を通じて、歴史の重みや人間の存在意義についての問いが投げかけられ、読者はそれぞれの解釈を持ちながら物語に引き込まれていくことでしょう。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2015/11/08

自分が正義と信じていたものが、明日、全く否定されたらどう思うだろうか。 社会の価値観が次の日には180度変わっていたら、どう行動すればよいのか。 この作品は葬式の場面から始まる。ロシアの葬送の歌「永遠(とわ)の記憶」が歌われる。まさに大波に揺さぶられる小舟のように明日もわからぬ...

自分が正義と信じていたものが、明日、全く否定されたらどう思うだろうか。 社会の価値観が次の日には180度変わっていたら、どう行動すればよいのか。 この作品は葬式の場面から始まる。ロシアの葬送の歌「永遠(とわ)の記憶」が歌われる。まさに大波に揺さぶられる小舟のように明日もわからぬほど時代に翻弄される登場人物たちの激動の人生と比すると、その歌の名は皮肉にも思える。 著者パステルナークのノーベル文学賞授賞(受賞と書けない)の騒動と、日本のソ連アレルギーもあって、ドストエフスキーの諸作品とも同列に論じても劣ることのないこの作品は、極めて不当に過小評価されていると思う。 冒頭に書いた問いについての解答は、私にもわからない。ジバゴはこの長編で自分自身の人生からある一つの答えを導きだしたのかもしれない。それは自分の恣意でもなく、時代に流されっぱなしでもない。一人の人間として、激動の時代に対する「永遠性」を終始思い描こうとした結果の帰結。それがジバゴの人生だったと私は読解した。 そもそも日本はこの作品舞台のような驚天動地の歴史を持たず(明治維新や敗戦時すらもこの作品の時代背景の前では小さく見える)広大な国土を持たない。その時点でこの作品と同等の主題を日本の小説から見出すことは不可能だろう。 日本の小説と若干異なる組成をもつこの作品を訳者の江川卓氏はロシア語のもつ意味やロシア人の思考法に細部まで目配せしており、ロシアに行ったことのない私たちでも、意義をはずすことを恐れる必要はない。 (2007/10/4)

Posted by ブクログ

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