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天皇の昭和
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 扶桑社/ |
発売年月日 | 1989/12/13 |
JAN | 9784594005153 |
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天皇の昭和
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商品レビュー
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常々、大正から昭和にかけて、もっと勉強したいと思っていたが、この本を読んでだいぶ勉強になった。 この時代は、暗い世相が覆い、陸軍が暴走した時代だ。 原敬、高橋是清、浜口雄幸、犬養毅、斉藤実、岡田啓介、鈴木貫太郎、皆、首相経験者だが、 5人が暗殺され、2人が暗殺されかかった。 ...
常々、大正から昭和にかけて、もっと勉強したいと思っていたが、この本を読んでだいぶ勉強になった。 この時代は、暗い世相が覆い、陸軍が暴走した時代だ。 原敬、高橋是清、浜口雄幸、犬養毅、斉藤実、岡田啓介、鈴木貫太郎、皆、首相経験者だが、 5人が暗殺され、2人が暗殺されかかった。 蔵相の井上準之助、三井の団琢磨も暗殺された。 まことに暗い世相である。 陸軍の暴走、夜郎自大も甚だしい。 陸軍は、昭和天皇のお考えを忖度せず、政府をないがしろにし、戦争を続けた。 海軍軍縮のとき、統帥権干犯を云い募り、政府を批判した日本陸軍だが、 統帥権を踏みにじったのは、むしろ陸軍だった。 国体護持を云い、国体を危うくさせたのは日本陸軍である。 まことに皮肉である。 著者は、軍部、なかんずく、陸軍を摘出するために、先の大戦は通らざるを得なかった道、という意味のことを書いているが、 この時代を勉強すると、なるほどそうだったかもしれないと、わたしも思う。 戦前から戦中、戦後と艱難辛苦を極めた時代を経て、今がある。 顧みるに、 軍部の暴走を許した戦前を反省するあまり、 今の日本は、国を守り、国民の生命財産を守ることに、躊躇がありやしないかと危惧を抱く。 今年は戦後70年である。 とこしえの安寧の日本を次代に引き継ぐ責任を感じる。
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