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マイクロチップの魔術師 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社/ |
発売年月日 | 1989/01/25 |
JAN | 9784102279014 |
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マイクロチップの魔術師
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商品レビュー
3.8
6件のお客様レビュー
ニューロマンサーからダークさを抜いた感じ。結構面白い。これの発展版がスノウ・クラッシュかも。 真の名前とか魔法使いとかがSFらしくないSF。技術用語を使わないことで、進化の早いコンピューターの世界でもいまだに色褪せずに済んでいるのではないか。 欲を言えばもう1戦すごい戦闘をやって...
ニューロマンサーからダークさを抜いた感じ。結構面白い。これの発展版がスノウ・クラッシュかも。 真の名前とか魔法使いとかがSFらしくないSF。技術用語を使わないことで、進化の早いコンピューターの世界でもいまだに色褪せずに済んでいるのではないか。 欲を言えばもう1戦すごい戦闘をやってほしかった。ちょっと短すぎた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
サイバーパンクの先駆けとして読んでみたが、結構面白かった。本編だけだと★4と言う印象だったけど、解説のマーヴィン・ミンスキーがかなり面白かったから★5にした。やはり彼は面白い。 物語の語り口は非常に明瞭で分かりやすく、それだけニューロマンサーみたいな作品よりもさっくりと入り込める感じがした。ストーリーも明瞭で面白かった。全体として非常に良作で、気持ちの良い物語だったと思う。 世界観としてはサイバーパンクと言うほどパンクではないんだろうなと思った。サイバースペースの概念はファンタジーを下敷きにしているし、現実世界の描写もあまり近未来を感じさせる物ではない。技術的に発展してはいるが、あくまで質的にも現代の延長にあるような世界観を感じた。 どちらかと言うと『郵便屋』と戦う冒険譚のように感じていたのだが、最後の会話でバートランド・ラッセルを引用し、自意識の電脳化における自己の統一性についての哲学的な思索を差し挟んだというのは、結構好きな感じだった。
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うわぁ、これは「攻殻機動隊」ですね……たまげたなぁ……。電子戦の描写や郵便屋の正体といい。攻殻の元ネタとして連想し易いのはニューロマンサーだけど、直接的なオマージュ元はむしろこっちだよね。ニューロマンサー読んだことないけど。原著出版は1982年。なんにしろ面白い代物ではある。読み...
うわぁ、これは「攻殻機動隊」ですね……たまげたなぁ……。電子戦の描写や郵便屋の正体といい。攻殻の元ネタとして連想し易いのはニューロマンサーだけど、直接的なオマージュ元はむしろこっちだよね。ニューロマンサー読んだことないけど。原著出版は1982年。なんにしろ面白い代物ではある。読みやすいので、ニューロマンサーの悪文に挫折した人にも薦められる。
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