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蒙古襲来(上)
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 毎日新聞社/ |
発売年月日 | 1988/04/05 |
JAN | 9784620103563 |
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蒙古襲来(上)
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蒙古襲来というタイトルなので文永の役の直前頃から始まるのかと思っていたら、3部作の上巻が終わっても、まだ数十年前の状況が描かれています。蒙古、高麗、鎌倉のシーンの状況が明らかになってきて、これからの展開が楽しみです。小説を通して、当時の日本の特産物や時代背景がわかると思いました。...
蒙古襲来というタイトルなので文永の役の直前頃から始まるのかと思っていたら、3部作の上巻が終わっても、まだ数十年前の状況が描かれています。蒙古、高麗、鎌倉のシーンの状況が明らかになってきて、これからの展開が楽しみです。小説を通して、当時の日本の特産物や時代背景がわかると思いました。 以下はそのようなポイントです。 ・当時の日本は相当な産金国であった、宋との貿易を行っていた日本船は黄金を積んでいた、奥州の砂金・対馬の銀が有名であった、交易品は銅銭、絹織物、書画、陶磁器、香料、染料であった(p13)」 ・仏教は、奈良朝からの、三論・法相・倶舎・成実・律・華厳、平安朝からの天台・真言の八宗のほかに、禅宗や念仏宗まで加わっていた(p16) ・聖徳太子は、法華経・浄名経・勝まん経をもって、国を護る法とした(p166) ・天台宗は大涅槃経、真言は金剛頂経、浄土宗は阿弥陀経などは、釈迦が捨てたもの(p170) ・中国は唐時代の終わり頃に石炭が普及し始めた、この火力の強い燃料は鉄の精錬法を変えた、文明の進んだ中国では鉄鍋が普及して中華料理の発展に寄与した(p187) ・日本からの輸出品として、砂金・銀・真珠以外に、かがり火の材料となる硫黄、薬用として貴重品扱いされていた水銀があった(p255)
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