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立原道造詩集 岩波文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店/ |
| 発売年月日 | 2007/01/18 |
| JAN | 9784003112113 |
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立原道造詩集
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商品レビュー
4.8
5件のお客様レビュー
青年時代に憧れた「立原道造」の世界。現在、再び全集が刊行されているので、主要な詩を読んでみたくなりました。むかし、あれだけ甘酸っぱい印象があり、この歳になって読むのは恥ずかしいと思っていたものですが、どうしてどうして!甘いというよりも、自分に問いかける哲学的な文言の多さに、新たな...
青年時代に憧れた「立原道造」の世界。現在、再び全集が刊行されているので、主要な詩を読んでみたくなりました。むかし、あれだけ甘酸っぱい印象があり、この歳になって読むのは恥ずかしいと思っていたものですが、どうしてどうして!甘いというよりも、自分に問いかける哲学的な文言の多さに、新たな感動です。道造の詩には「おまへ」が度々登場し、それが恋人(水戸部あさい)だと思っていましたが、実は自分自身を客観視している場面、或いは自然を指しているように思えてきます。このほか、多い言葉に「しづかに」「私は・・・していた」という過去形、「なぜ?」「?」などの問いかけが本当に多いです。70年ほど前に亡くなった詩人でありながら、その文体の現代性、その新鮮な言葉が驚きです。以前は特に好きなのは『萱草に寄す』からは「のちのおもひに」「虹とひとと」「夏の弔い」などの過去を振り返り、失ったものの大きさに圧倒されるような詩の数々でした。今回は、『暁と夕の詩』の「やがて秋・・・」「溢れひたす闇に」の透明感、『優しい歌』の「「燕の歌」「虹の輪」「鳥啼くときに」「爽やかな五月に」の平安に満ちた情景が印象に残ります。そして『拾遺詩篇』の深い悲しみが心を打ちます。「逝く昼の歌」「草に寝て・・・」「歌ひとつ」など。
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身近にある幸せや美しさに気づかせてもらえる詩集。やさしい言葉で紡がれた、やさしい世界がたくさん詰まっています。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
夭折の詩人、立原道造の遺した、「詩」という名の世界。 「夢みたものは……」、「溢れひたす闇に」、「麦藁帽子」等々、好きな作品はたくさんあるけれど、「のちのおもひに」には、感動とも衝撃とも、言葉にできない、「詩の力」を受けました。 言葉にならない言葉を、表現するのが、「詩」なのかもしれません。 この単行本を、リュックに入れて、バイクであちこちに出かけていた日々を、思い出します。 旅先で、この本を、ぱっ、と、開いてみると、なぜか、そのときの自分の気持ちにぴったりの「詩」が現れるのが、不思議でした。 全集で読んだことがあるのは、宮沢賢治と、立原道造の、二人だけです。
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