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桜 日本の名随筆65
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桜 日本の名随筆65

竹西寛子【編】

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桜 日本の名随筆65

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 作品社/
発売年月日 1988/03/25
JAN 9784878939655

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2012/02/19

 私にとって、ほとんど幻の随筆であった正宗白鳥の「花より団子」を、ようやく読むことができた。   『小林秀雄講演 第7巻(ゴッホについて&正宗白鳥の精神)』で、この随筆があることを知る。小林秀雄がこの随筆の一部を読みながら、正宗白鳥の精神の純粋性について語っている。角川書店の「正...

 私にとって、ほとんど幻の随筆であった正宗白鳥の「花より団子」を、ようやく読むことができた。   『小林秀雄講演 第7巻(ゴッホについて&正宗白鳥の精神)』で、この随筆があることを知る。小林秀雄がこの随筆の一部を読みながら、正宗白鳥の精神の純粋性について語っている。角川書店の「正宗白鳥集」に所収とのことで、東京にいる娘に国立国会図書館でコピーをしてもらうが、ちょうどページがまたがっていて前半部分しか読めない。ネットで検索すると、作品社の『日本の名随筆 桜』に所収されていることが分かり、早速入手して読むことができる。  5ページ足らずの短い文章だが、正宗白鳥が小学生の頃から純粋な精神の持ち主であったことが伝わって来る。国語の授業で「花見の記」の作文を課せられた白鳥が先生と交わす会話が生き生きと再現されていて読みながら思わず笑ってしまう。さらっと読み過ごしてしまいそうな文章だが、ここに正宗白鳥の批評家精神を見逃さなかった小林秀雄の慧眼は流石。

Posted by ブクログ

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