- 中古
- 書籍
- 文庫
与謝蕪村の小さな世界 中公文庫
定価 ¥550
440円 定価より110円(19%)おトク
獲得ポイント4P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 中央公論社/ |
発売年月日 | 1988/09/10 |
JAN | 9784122015487 |
- 書籍
- 文庫
与謝蕪村の小さな世界
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
与謝蕪村の小さな世界
¥440
在庫なし
商品レビュー
5
1件のお客様レビュー
与謝蕪村の一番の味わいを一番優れて表現している評論をまとめた本。 筆者のことを知らず期待してなかったが大当たり。書名と同じ「与謝蕪村の小さな世界」が白眉だが、その前の序の書き出しから秀逸。つまり 「心になにか屈したものがあるような日、あるいはくたびれてただ呆然と燈火の前にいるよう...
与謝蕪村の一番の味わいを一番優れて表現している評論をまとめた本。 筆者のことを知らず期待してなかったが大当たり。書名と同じ「与謝蕪村の小さな世界」が白眉だが、その前の序の書き出しから秀逸。つまり 「心になにか屈したものがあるような日、あるいはくたびれてただ呆然と燈火の前にいるような夜、與謝蕪村の句集や画集をとりだしてきてあてもなく眺めるのはいいことだ。」 蕪村を心底好きな人ならではの文だ。 それに続く内容は、学者として先達の評も踏まえた上での考察は独りよがりでなく魅力を素直に届けてくれる。細かいことをじっくり味わうように説いているためボリュームはあるが、そういう読み方が蕪村の句には合っていると思う。 学術的であるゆえにためになったのは「北寿老仙をいたむ」の「へげのけぶり」の解し方。
Posted by