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モーツァルトは子守唄を歌わない 講談社文庫
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モーツァルトは子守唄を歌わない 講談社文庫

森雅裕【著】

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モーツァルトは子守唄を歌わない 講談社文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社/
発売年月日 1988/07/15
JAN 9784061842564

モーツァルトは子守唄を歌わない

¥385

商品レビュー

4.3

6件のお客様レビュー

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2010/05/28

モーツァルトの死後1…

モーツァルトの死後18年。彼の名前で発表された、無名の作曲家の”子守唄”に秘められた謎をきっかけに、フリーメーソンなども絡んだ事件へと発展していきます。探偵役はなんとあのベートーベンです!弟子のチェルニーや”子守唄”の作者の娘、シレーネと共に謎を解き明かす羽目になるのですが、彼ら...

モーツァルトの死後18年。彼の名前で発表された、無名の作曲家の”子守唄”に秘められた謎をきっかけに、フリーメーソンなども絡んだ事件へと発展していきます。探偵役はなんとあのベートーベンです!弟子のチェルニーや”子守唄”の作者の娘、シレーネと共に謎を解き明かす羽目になるのですが、彼らの知己に富んだ会話がまた面白い面白い。ストーリーの構成も巧み+バッハやシューベルトなど、一度は耳にしたことのある大物音楽家たちがどう描かれているのかも見所。私のお気に入りの一冊ですが、知名度が低いのが寂しいです……

文庫OFF

2012/06/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

18年前に夭逝したモーツァルトが遺した子守唄の楽譜を手にしたのをきっかけに、その不可解な死の真相を探りはじめることになったベートーヴェンとチェルニー師弟。 しかし、周囲では殺人事件が続発し、調査を潰そうとする圧力も加わっていく。 楽聖の死にまつわる陰謀は明らかとなるか。 舞台設定、人物造形、構成力とどこをとっても文句なしの作品。 さすが乱歩賞受賞作です。 なんといっても、ベートーヴェンがモーツァルトの死の謎を解き明かす、という発想がユニーク。 海外小説の登場人物の名前が覚えられない私でも、馴染み深い彼らのお話に、すんなりと読め進めることができました。 ベートーヴェンとチェルニーの師弟の掛け合いは軽妙洒脱そのもの。 上質のウィットで、物語世界に没入させてくれます。 巧妙に仕掛けられた伏線や時代を反映したトリックも楽しく、最後までわくわくしながら読みました。

Posted by ブクログ

2011/11/19

モーツァルトやベートーヴェン・チェルニー師弟が生き生きと駆け回るという設定が個人的に大うけ。おもしろかった。

Posted by ブクログ

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