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スティーヴンソン怪奇短篇集 福武文庫海外文学シリーズ
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商品詳細
内容紹介 | 内容:死骸盗人.ねじけジャネット.びんの小鬼.宿なし女.声の島.トッド・ラプレイクの話.マ-カイム |
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販売会社/発売会社 | 福武書店 |
発売年月日 | 1988/07/15 |
JAN | 9784828830810 |
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スティーヴンソン怪奇短篇集
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商品レビュー
3.3
4件のお客様レビュー
ヘンリー・ジェームズ…
ヘンリー・ジェームズが「13ページで書かれた傑作」と激賞した「ねじけジャネット」、解剖用死体の盗掘と売買を扱った「死骸盗人」など、鬼気迫る7篇を収録。
文庫OFF
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※このレビューにはネタバレを含みます
ジーキルとハイド、宝島など名だたる名作を書いた作者の怪奇幻想小説とは!あまり詳しくはなかったが多才さに驚く。いかに特に面白かった作品の感想を書きたい。ハワイやサモアなどの南の島の話が多いが作者の滞在していた期間が関係しているらしい。この他にも日本の吉田松陰の伝記なども書いているらしいので、色々な世界に興味を持つ作者だったのだろうか? ・ビンの小鬼 もらっときより安く売らないとけないビンを1セントよりも低い値段、他の硬貨で買い取れば良い、という発想は面白かった。互いを思い合う夫婦の姿も良い。最後のビンを持っていた水夫は善意だったのかたんなる欲望だったのか?多面性に注目する作者だけあってどっちだがわからないのも面白いところだ。 ・宿なし女 祟りを受けた尻軽のオードが、死ぬことが確定したなら呪われた装飾品使いまくって死んでやるぜー!死ぬ瞬間にもあの女のシーツ使ってやるぜー!と意外と逞しいのが良かった。夫を愛していたりと色々な側面を見せてくれたキャラクター ・アーカイナム 短いながらも鮮烈な短編だ。優れた数々の表現もさることながら神か悪魔かもわからない謎の訪問者と人殺しの善悪に関する議論も長いのに読みやすく見どころだ。最終的にアーカイナムは訪問者の誘惑を跳ね除け自首したが、それに訪問者は勝ち誇ったような顔をした。彼は発破をかけにきた神だったのか?それとも悪魔だったのか?あるいはアーカイナムのもう一つの良心?いずれにしても口がうまく惚れ惚れする。
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ジキルとハイドで有名な作者の7つの短篇。傑作と名高い「ねじけジャネット」は確かに不気味な良作だったけど、自分が好きなのは「びんの小鬼」。びんの中の悪魔が願い叶えてくれるけど、他人にびんを売らないと代償は地獄行きという作品。これは最後まで展開読めず楽しい。
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