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天皇の影法師 新潮文庫
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天皇の影法師 新潮文庫

猪瀬直樹【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/
発売年月日 1987/08/25
JAN 9784101389028

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2018/10/09

大正天皇の崩御の際、東京日日新聞(現在の毎日新聞)により次の元号は「光文」とする誤報事件があった・・・、天皇の棺を担ぐ役割を担う京都の八瀬童子の存在と近代における変化、森鴎外と元号、終戦直後島根県で起きたクーデター事件。近代史実を丁寧に深掘りしながら天皇の存在、そして日本社会の変...

大正天皇の崩御の際、東京日日新聞(現在の毎日新聞)により次の元号は「光文」とする誤報事件があった・・・、天皇の棺を担ぐ役割を担う京都の八瀬童子の存在と近代における変化、森鴎外と元号、終戦直後島根県で起きたクーデター事件。近代史実を丁寧に深掘りしながら天皇の存在、そして日本社会の変化を辿る。日本の今と将来を考えるにあたり歴史を知らなければならないとすれば徹底的な取材に基づき真実に迫る本書は現在都政を率いる氏の仕事に期待を抱かせる。

Posted by ブクログ

2014/04/13

天皇と元号をめぐる日本近代史の謎に迫った論考です。 第1章では、大正天皇崩御の際に東京日日新聞が元号を「光文」と報じたスクープが誤報に終わった事件の真相を求めています。第2章は、天皇の棺の輿丁奉仕をおこなうことが定められた「八瀬童子」の伝統を、明らかにしています。第3章では、森...

天皇と元号をめぐる日本近代史の謎に迫った論考です。 第1章では、大正天皇崩御の際に東京日日新聞が元号を「光文」と報じたスクープが誤報に終わった事件の真相を求めています。第2章は、天皇の棺の輿丁奉仕をおこなうことが定められた「八瀬童子」の伝統を、明らかにしています。第3章では、森鴎外が晩年に取り組んだ「元号考」を読み解き、近代国家と日本神話との間の矛盾を自覚しながら、明治人としての誠実さを貫いた姿勢に迫っています。そして第4章では、日本の無条件降伏に反対し徹底抗戦を叫んだ宮城録音盤事件の首謀者たちにとって「恩赦」とはいったい何だったのかを問いかけています。 4つの個別的な論考をつないでいくことで、近代国家と天皇制の間の裂け目の諸相を写し取ろうとした試みだと言えるのではないでしょうか。

Posted by ブクログ

2014/02/17

 昭和改元の際の「光文」誤報事件の顛末を明らかにした「天皇崩御の朝に」、天皇・皇族の葬礼で柩を担ぐ役割を担う伝統的地縁集団「八瀬童子」の由来と遍歴に迫った「柩をかつぐ」、森鴎外「元号考」の背景を探った「元号に賭ける」、1945年8月の島根県庁焼打ち事件が戦争継続派によるクーデター...

 昭和改元の際の「光文」誤報事件の顛末を明らかにした「天皇崩御の朝に」、天皇・皇族の葬礼で柩を担ぐ役割を担う伝統的地縁集団「八瀬童子」の由来と遍歴に迫った「柩をかつぐ」、森鴎外「元号考」の背景を探った「元号に賭ける」、1945年8月の島根県庁焼打ち事件が戦争継続派によるクーデターであることを明らかにした「恩赦のいたずら」の4編を収録。いずれも天皇制を人工物とみなす視点に貫かれている。

Posted by ブクログ

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