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ダックスフントのワープ
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商品詳細
内容紹介 | 内容:ダックスフントのワ-プ.ネズミ焼きの贈りもの |
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販売会社/発売会社 | 集英社/ |
発売年月日 | 1987/02/25 |
JAN | 9784087725940 |
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ダックスフントのワープ
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ダックスフントのワープ 10歳の少女、マリ。新しいママ、20歳。 マリの教師(23、短大卒)のバンド名はダックスフント。最初の夫がDrum,次がKBD。現在、独身。マリの家庭教師をする主人公。酒を飲むと記憶をなくす 90歳の老犬,ダックスフントの物語を聞かせる。スケボーに乗ってい...
ダックスフントのワープ 10歳の少女、マリ。新しいママ、20歳。 マリの教師(23、短大卒)のバンド名はダックスフント。最初の夫がDrum,次がKBD。現在、独身。マリの家庭教師をする主人公。酒を飲むと記憶をなくす 90歳の老犬,ダックスフントの物語を聞かせる。スケボーに乗っていたら少女にぶつかりそうになりワープ 砂漠に不時着。水、食料を探しているとアンゴラ兎に会う。3日に一度、背中のネジをまわす約束で行動を供にする。途中、邪鳥(よこしまどり)前足を切断された子牛。その肉を食べる。 祖先がアナグマ用猟犬であったのを思い出し邪鳥との対決。兎は自分だけ 隠れた。マリ一家がドイツに転勤。マリとママがなかよく駅で話す。ママは自らホームに身を投げ出す。マリもホームに飛び降り守ろうとする。二人とも即死 ネズミ焼きの贈りもの 徹夜明けに偶然あった大学時代の友人の妹。10歳の小学生が17歳 哲学書を万引きしていた。ガードマンの足をひっかけ逃がす。 そのままバーで飲む。吐くまで飲む。家に送り又、飲む。友人は風呂をつけ たまま死亡。全身が焼け爛れていたのを発見したのは妹。兄のことをアンタと 呼んだ。広い庭で捕まえたネズミを焼き殺していた。ベッドに誘われるが 断る。妹の最初の男は兄だった。寝言で「かわいそうなお兄ちゃん...」 家に帰り新聞を開くとガードマンが死んでいた。警察に電話し向かえにきてもらう ノエル LA時代両親の参加したスイングパーティで生まれた種違いの弟ノエル 手紙で隣人がノエルの父と知る。隣人との思い出が嫌悪感にかわった。 LAから贈られてきた大事な人形を海に捨てにいく。 ほぼ再起不能の膝の怪我をした有望ホッケーの選手の車に乗せられて桟橋到着 もらったスティックで人形を叩き潰した。 ユーレイ 証券会社をやめ叔父の家具屋で店番をする男。PM2-6の間だけやってくる30歳の 女。みずからユーレイと名のった。ルノーを運転して毎日訪問。ポーランドとのハーフ。最後の日にユーレイになった理由を話す。母は若くして亡くなる。 父に頭を9番アイアンで殴られた。耳の上には傷跡あり。 ユーレイの父は叔父だった。二人は従姉妹。 主人公のバースディはファミレスで食事。不味いワインを2本あける 夢で自分がスクリーンの中にいた
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利発で難しい言葉を使いたがる癖のある自閉傾向の10歳の少女マリの家庭教師として――標準的な家庭教師10人分ほどの報酬で――雇われている心理学科の学生である「僕」が 彼女にしている授業は [話をすること]である。今は老いたダックスフントの物語を話しているところだ。 マリは「僕」の...
利発で難しい言葉を使いたがる癖のある自閉傾向の10歳の少女マリの家庭教師として――標準的な家庭教師10人分ほどの報酬で――雇われている心理学科の学生である「僕」が 彼女にしている授業は [話をすること]である。今は老いたダックスフントの物語を話しているところだ。 マリは「僕」の話を自分なりに噛みしめて理解しているように見える。そこに何か意味を見出そうとするように ときに 自分の身に引き比べたり 遠いこととして眺めているように。それでも「僕」の家庭教師としての仕事の効果は出ていたように思える。 マリと「僕」とのやりとりは 10歳の少女と大学生の青年との会話、というよりも 哲学者同士の会話、とでもいう雰囲気に包まれている。人生を悟っているのか あるいは逆に人生を諦めているように見える。しかし 外側を包む雰囲気とはうらはらに 本当はキラキラと生きたいのだと思う。弾むように生き生きと。 なのに_____。
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