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科学者とキリスト教 ガリレイから現代まで ブルーバックスB-686
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社/ |
発売年月日 | 1987/04/20 |
JAN | 9784061326866 |
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科学者とキリスト教
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商品レビュー
3.5
5件のお客様レビュー
(2002.04.04読了)(2002.03.25購入) ガリレイから現代まで (「BOOK」データベースより)amazon 臓器移植や遺伝子操作の実現は、人類に新たな可能性をつくり出したのと同時に、いったい人間の生命とは何なのか、どこからどこまでが自己なのか、本当の自己とはどこ...
(2002.04.04読了)(2002.03.25購入) ガリレイから現代まで (「BOOK」データベースより)amazon 臓器移植や遺伝子操作の実現は、人類に新たな可能性をつくり出したのと同時に、いったい人間の生命とは何なのか、どこからどこまでが自己なのか、本当の自己とはどこにあるのか等々の新しい問題をも生み出した。いうまでもなく、近代科学や科学技術は、その誕生の時からキリスト教の存在が深くかかわっている。本書では、理性と信仰の問題、科学的認識と宗教的認識の問題、科学とキリスト教の間の対立と矛盾の問題などを追究・解説しながら、現代科学の在り方を模索する。
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ガリレオの『偽金鑑定官』から引用がp.19にある。「宇宙という壮大な書物は・・・数学の言葉で書かれている」もうこれで集約されているといってよい。神の言葉として結果だけ受け入れるか、神の言葉を理解しようとするか、その違いであろうな。
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この本を読もうとした動機はなんだったかな。。。? 確かではないけど、50年後の未来はどうなっているんだろうということに漠然とした興味があって、 それには科学が必ず関わってくるわけで、まあその科学はそもそもどのように発展していったのかということを 知りたいと思ったんだと、思う。それ...
この本を読もうとした動機はなんだったかな。。。? 確かではないけど、50年後の未来はどうなっているんだろうということに漠然とした興味があって、 それには科学が必ず関わってくるわけで、まあその科学はそもそもどのように発展していったのかということを 知りたいと思ったんだと、思う。それでAmazonのレビューでこの本を薦めている人がいたから。 26の章から成っているんだけど、結構目から鱗といった感じの内容が多々あり、 例えば国によって、宇宙というものの捉え方が全く異なっている点。 キリスト教では、宇宙とそこに内在する全てのものは神が創造し支配しているという考え方であり、 こういう考え方があったからこそ科学者は、現象には全て秩序立った原理があるとし、それを解き明かすことで 神の御業の素晴らしさを人々に説き明かす、それが近代科学の発展をすすめたのであるとしている。 一方、東洋では自然の神秘を賞賛し、一体を感じ取ろうという接し方をしてきたため、自然を分析しようという 考えは生まれにくかったとしている。 こういうのって結局すべてのことに言えるような気がした。 つまり、環境・バックボーンが違えば、そこから発展する考え方や文化も当然のように変わってくるということ。 これって、言われると当たり前のような気がするけど、他者とか異文化を考える上で凄く大切な真理だと思う。 本の内容に戻りますが、この本は基本的に近代の科学者が、功績を残す上でどのように宗教が関わっていたのか、 (それは筆者はキリスト教であると指摘している)を説明している。 なるほど、と思えるところもあるのだが、若干強引な結びつけじゃない?と思うところもあったりなかったり、、。 たぶん筆者はキリスト教なのかな?と思ったりもした。 まあ、そういうところを勘案しても、本書は科学のこれまでの発展とこれからの発展に興味がある人には 良い本だと思います。 ちなみに筆者は、科学の暴走(つまり人を破滅に至らせるような)を防ぐには宗教的(キリスト教の教え)な 信仰を持つことでしか達せられないとしています。 2009-03-06
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