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ソロモンの指環 動物行動学入門
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ソロモンの指環 動物行動学入門

コンラートローレンツ【著】, 日高敏隆【訳】

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ソロモンの指環 動物行動学入門

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房/
発売年月日 1987/09/30
JAN 9784152030849

ソロモンの指環

¥220

商品レビュー

4

20件のお客様レビュー

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2022/08/12

再読。 ぼくは動物学や生命科学が大好きだが、自分でそういう方向に進まなくてよかった、と思うことがある。そっち方面の研究者になれば(自分にそういう能力があるかどうかは棚にあげて)、実験や解剖などで、動物たちを傷つけることになるからだ。そういう可能性があることを、図鑑やTVを見て楽し...

再読。 ぼくは動物学や生命科学が大好きだが、自分でそういう方向に進まなくてよかった、と思うことがある。そっち方面の研究者になれば(自分にそういう能力があるかどうかは棚にあげて)、実験や解剖などで、動物たちを傷つけることになるからだ。そういう可能性があることを、図鑑やTVを見て楽しんでいただけの子どもの頃には思いつきもしなかったが、たぶん耐えられなかっただろう。動物園に行かなくなったのも、檻の中でつまらなそうにしているトラやライオンが見ていられなくなったからだ。 そういう意味では、ローレンツ博士も中心的な役割を果たした「動物行動学」は、ぼくのようなものには最適な学問だったかもしれない。著者は「自由にさせておかなければ動物本来の行動は観察できない」という信念の元、家の中でネズミを放し飼いにしたり、自分で育てた鳥が窓から勝手に入ってくるような生活を送っていたそうだ。放し飼いの動物が子どもを傷つけないように、子どものほうを檻に入れたらしい。 空を飛んでいる知り合いの鳥が散歩中の博士を見つけて、舞い降りてきて肩に留まることもあったという。それ自体は科学とはあまり関係ないが、何よりの報酬だと著者は書いている。ぼくもそう思う。羨ましい。 ぼくが今から専攻を選べるなら、犬の行動学を研究したい。うちにいた犬は半分くらい日本語を理解している節があったが、都合の悪いときにはわからないふりをしていた。どうするとおやつをもらえるか自分なりに考えて、誰も教えていないのに、人の腕にあごを乗っけるという、たぶん当人にとっての必殺技を開発した。ぼくは長い犬との暮らしを経て犬は笑うと信じているが、それを科学的に証明するには至っていない。そういう研究ができたら楽しそうだ。

Posted by ブクログ

2022/07/05

【おすすめポイント】生まれたての雁のヒナは初めて見た者を親と勘違いする「刷り込み」。動物の行動というものの研究を学問の重要な分野として確立した最初の本。 【請求記号】481.78:Lo 【配置場所】2階 【URL】https://mylibrary.toho-u.ac.jp/we...

【おすすめポイント】生まれたての雁のヒナは初めて見た者を親と勘違いする「刷り込み」。動物の行動というものの研究を学問の重要な分野として確立した最初の本。 【請求記号】481.78:Lo 【配置場所】2階 【URL】https://mylibrary.toho-u.ac.jp/webopac/BB00070527

Posted by ブクログ

2021/08/26

アクアリウムの作り方や手入れの方法話。 コクマルガラスの夫婦愛について。 ハイイロガンのマルティナを飼った時、育て方や彼らの鳴き声に関して。 ペットの飼い方について、大事なことを空動物のためどれくらいの時間をかけてもいいか労力を使ってもいいかと言うこと。 時代を感じる文章だが非...

アクアリウムの作り方や手入れの方法話。 コクマルガラスの夫婦愛について。 ハイイロガンのマルティナを飼った時、育て方や彼らの鳴き声に関して。 ペットの飼い方について、大事なことを空動物のためどれくらいの時間をかけてもいいか労力を使ってもいいかと言うこと。 時代を感じる文章だが非常に面白かった。 今となっては使えないだろうなって思える言葉がいくつかあった。

Posted by ブクログ

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