12歳たちの伝説(2) 風の文学館22-5

後藤竜二(著者), 鈴木びんこ

• 販売会社／発売会社: 新日本出版社/
• 発売年月日: 2001/09/10
• JAN: 9784406028349

商品レビュー

2013/05/30

1よりは嘘くさくない感じがした。
それは自分の思い出の中に、カンちゃんがいたから。
教室にいたくなくて、学校をさすらっていたかった私。もちろん時代がそんな自由さを認めてなかったから、しなかったけど。昔は登校拒否って言葉さえなかった。
今回のみんなは傷つけられた人が多いから入り込めたのかなあ。
でも、かおりは加害者でもあるけどね。

2011/12/14

１のつづきで、森みどり先生が担任の6年1組の話。

今度の主人公は、水沢香織がほとんど。

ユーカたちとの追っかけ隊が解散し、その仲間と共に作戦をねっていたはずが、その子らに裏切られて、逆にいじめられることになり・・・

よくある話を描いており、共感できる作品だった。

2009/11/22

前回の1に引き続き、な感じのお話ですが、
今回は、前回の1年生お助けマンの5人ではなく、
女の子グループから外されたカオル、放浪者のカン、怪獣のテラ、班長のアケミ、不登校のマー君の5人の視点からのお話。
この5人の班は、あまり者たちの班。
余り者同士だからこその、班員への同情というか、仲間意識みたいなのが、強いらしく、
テラがクラス中から追っかけまわされた時、カンたちが助けてあげていたシーンは一番好き。
次は誰が主人公になるのかな。