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俳句なんでもQ&A NHK俳壇の本
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俳句なんでもQ&A NHK俳壇の本

大屋達治(著者)

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俳句なんでもQ&A NHK俳壇の本

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本放送出版協会/
発売年月日 2002/02/19
JAN 9784140161081

俳句なんでもQ&A

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2012/09/17

[学んだこと]  Q 歳時記の五月のところに出ている季語を六月に使っても    かまいませんか。  A (略)人間の営為を含めた大自然が見せてくれた賜物とし    て、季語の分類されている月には、あまりこだわらず詠む    ことにしています。  Q 強い切れ字が、一句にふたつあ...

[学んだこと]  Q 歳時記の五月のところに出ている季語を六月に使っても    かまいませんか。  A (略)人間の営為を含めた大自然が見せてくれた賜物とし    て、季語の分類されている月には、あまりこだわらず詠む    ことにしています。  Q 強い切れ字が、一句にふたつあっても許される場合の    ルールを教えてください。  A 切れ字は、十七音の一部を切ることで、調子を整えたり、    詠嘆の気持ちを込めたりするもので、「や」「かな」「けり」    が代表的な切れ字です。一句のなかに、「や」と「かな」、    「けり」を併用することは、句の焦点がふたつに分散して    しまうため、古くより、原則として、許されないこととされて    きました。しかし、     降る雪や明治は遠くになりにけり   中村草田男     九年母や我孫子も雪となりにけり   石田波郷       など、「や」と「けr」を併用している例が、少数ですが、    著名な作家の句に見られます。  Q よく「二物衝撃」と「一物仕立て」という俳句用語を耳に    します。具体的に例をあげて、教えてください。  A 「二物衝撃」とは、ひとことで言えば、「モノとモノ(コト)    との取り合わせの妙」ということになるでしょう。    俳句は、季語を用いますから、ほとんどの場合、その    モノ(コト)のどちらかひとつは、季語になります。    要は、季語と他のモノ(コト)の組み合わせ、とも言える    でしょう。    具体的に例句を引用してみます。    たんぽゝや長江濁るとこしなへ     山口青邨    はこべらや焦土のいろの雀ども     石田波郷        (略)    「一物仕立て」の句は、江戸時代から現代に至るまでの    間に、ほどんご詠みつくされていると言っても過言では    ありません。二一世紀を迎えての俳句は、「二物衝撃」が    主流になってゆく、と私は考えています。  Q 俳句では、地名や固有名詞を詠み込む場合、    どんなことに気をつけたらいいでしょうか。   「この地名は動く」とよく言われます。その意味が分かり    ません。教えてください。  A 私たちはよく、「エハガキ俳句」を作るな、と初心者に    教えています。全国の観光地に行くと、土産物として、    その土地の風景を美しい写真にした絵葉書が    売られています。 (略) それはだれもが、きれいだと    思うでしょう。そういう風景を俳句にすると、類想句・    類似句の落とし穴にはまるおそれがありますから、    「エハガキ俳句」はよくない、と言われるのです。  Q 俳句を学び始めたばかりなのですが、初学のころは、    こういう作り方を手本にしなさい、というような、    「俳句の典型」のようなものがあるのでしょうか。    教えて下さい。  A もっとも初心者の方々が作りやすいとされるパターン。     上五      中七      下五     [季語]や〇〇〇〇〇〇〇[名詞止め]         という形。    もうひとつの形として、上五の季語と、下五の名詞止め    をいれかえた、      上五    中七       下五      [名詞]や〇〇〇〇〇〇〇[季語(名詞)]     この形をとる秀句をあげてみましょう。        閑さや岩にしみ入蝉の声     芭蕉     荒海や佐渡によこたふ天河    同  「感想」  自然の中を走りながら、四季折々の美しさに感動する  ことがしばしばある。それらを色々な形で、例えば写真や、  随想風に、表現してきたが、最近、それだけでは何か  物足りない思いがしてきたので、俳句に興味を持ちだした  次第だ。  句会に所属するなどして、実際に句を作らないと成長は  しないらしいので、いずれ、どこかに所属するつもりでいる。  その時までに、ちょっとでも基本的なことを身に着けて  いきたいと思っている。          

Posted by ブクログ

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