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ぶざまな人生 新書y
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 洋泉社/ |
発売年月日 | 2002/12/21 |
JAN | 9784896916829 |
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ぶざまな人生
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商品レビュー
3.8
5件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
誰しも「ぶざま」でなんかありたくない。 しかし、それでも誰もが否応なく「ぶざま」な事をしでかしている訳で。 みんなが「ぶざま」ならわざわざ「ぶざま」なんて言わなくてもいいのでは、という見方もあるかもしれないけど、やっぱりここは敢えて「ぶざま」である事を自覚しておきたい、という書。 かつて「赤信号、みんなで渡れば怖くない」というギャグが一世を風靡したらしいが、そんな事したらみんな轢かれるだけじゃん。だから、みんなだろうがひとりだろうが、赤信号では渡らない方がいいもんね。 みんながやってるから恥ずかしくない、は本当に恥ずかしい判断基準です。 戦争や犯罪や事故や貧困や災害や老いや病や死、どんな理不尽なことも起こりうるのが「人間の人生」。 その「人間の人生」に抗いながら、時には健気に時にはぶざまに、それでも自分の意思で生きようとするのが「自分の人生」。 ところが、「ぶざま」を履き違えると本当に救いようのない「ぶざま」になってしまう。具体的にはどのような「ぶざま」が考えられるかというと……という部分は、安心の勢古節で「自分ひとりが後生大事な『自分バカ』」を蹴散らしております。 生まれも育ちも関係ない、学歴も関係ない、貯金の有無も関係ない、友人の数も関係ない、モテるかモテないかも関係ない。一生懸命、生きる。このシンプルさが頼もしい。 とか言って、初読時(20代前半)は「人間の人生」も「自分の人生」も何の事やらさっぱり解らず、30代がようやく板に付いてきた(?)現在2度目の再読で何となく解ったような解らないような。 こうなったらもう10年後にもう1回読むしかありません。
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[関連リンク] 55歳の人生論 ー「考える生き方」と「ぶざまな人生」を読んで | アットカフェ: http://atcafe-media.com/2013/03/10/55life/
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[ 内容 ] 人生五十年も生きていれば、時に不遇感に苛まれ自信を失い、世間に屈してしまうことがある。 金がない、愛されない、学歴がなく社会的地位もない、有名でもない、おまけに流行についていけない。 だが、これらはけっして「ぶざま」を意味しない。 人生とは他人に見せるものではなく実際に生きるものだからだ。 「人間の人生」(=運命)に翻弄されながら、それでも「自分の人生」(=意志)を垂直に立て生きようとすること、それだけが決定的なことなのだ。 「ぶざま」を自覚しなければ、生きている資格がない。 人生を黙って耐えて生きる男のための覚悟の書。 [ 目次 ] 序章 みんな元気ですか 第1章 どこが「素晴らしい」のか人生は 第2章 「かっこいい」人生などどうでもいい 第3章 人生の最低線をどこに定めるのか 第4章 世間標準と自分標準 第5章 思想なんか必要でない生活 第6章 なるものはなり、ならぬものはならぬ [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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