1,800円以上の注文で送料無料

パブロフの鱒 海外シリーズ
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

パブロフの鱒 海外シリーズ

ポールクイネット(著者), 森田義信(訳者)

追加する に追加する

パブロフの鱒 海外シリーズ

定価 ¥1,980

770 定価より1,210円(61%)おトク

獲得ポイント7P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店
発売年月日 2001/02/28
JAN 9784047913622

パブロフの鱒

¥770

商品レビュー

5

2件のお客様レビュー

レビューを投稿

2019/02/13

臨床心理学者でワシントン医科大学で教鞭をとる人気エッセイスト ポール・クイネットが釣りについての心理学エッセイ。 著者の軽妙でユーモアに満ちた語り口は、読者をすぐに魅了してしまう。 本当に釣り好きの著者が自分の好きな釣りのことを書いているので文面から楽しげな気分が滲み出ている。...

臨床心理学者でワシントン医科大学で教鞭をとる人気エッセイスト ポール・クイネットが釣りについての心理学エッセイ。 著者の軽妙でユーモアに満ちた語り口は、読者をすぐに魅了してしまう。 本当に釣り好きの著者が自分の好きな釣りのことを書いているので文面から楽しげな気分が滲み出ている。 釣りをテーマにしている本だが、釣りを通して様々な事について語っている。 特に著者が専門にしている自殺等かなりシリアスな問題も語られている。 文体がユーモラスなので、あまり暗くなったり、深刻な感じはしないが、行間から著者が専門家として関わってきた分野が扱う現代社会の深刻な問題を垣間見る気がした。 釣りという行為を通じて、”希望”・・・人間が持つ魂の不屈さ を教えている本だと思った。 私にとって本書はある種の哲学書であると共にお気に入りの一冊である。

Posted by ブクログ

2011/02/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ここ5年で何度となく読み返しています。 よせば良いのに、読めない原著も「傷だらけの天使」の修ちゃんバリに辞書を引いて読んでみました。 思い入れが強すぎると、文章が偏りがちですよね。 ですので、一歩ならぬ、二歩ほど引いて書いてみようかと思います。 釣りの事に関わる色々な事実が書いてあるわけではありません。 釣りの技術に関しては、皆無です。 釣り人の生態について書かれている、数少ない本です。 著者は、自殺を専門に扱っているドクターです。 そんな彼は、毎日自殺をしたい人たちを見ている結果、 一つのことに気がつきます。 それは、かつて釣りが好きだった人も鬱症状になると、 または鬱病に罹っていると、釣りには行きたがりません。 何故だろう。 また、降海型の虹鱒が大きくなって産卵のためにスチールヘッドと名前を変えて川に遡ってきます。 季節は、春といえども雪がちらつく季節です。 そんななか、胴長靴を履いて、腰まで川に浸かってフライをキャストする釣り人たち。 傍から観れば、拷問に近い作業をこなしています。 そんな、彼らの糸を伝って、水中のルアーまたはフライの先に何があるのかを、とても素敵な文章で綴っています。 車に乗る際に、どれだけシートベルトをする事が大切かもわかります。 非常にお勧め。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品