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ただの私 講談社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 1990/09/15 |
JAN | 9784061847507 |
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商品レビュー
3.7
39件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
夜分遅くにすみません。 第十九回ブックレビュー 講談社文庫 ただの私 オノ・ヨーコ / 飯村隆彦[編] ○本について 裏表紙とサイトには、 「私はただ私でありたい、と思って生きてきただけ――。世界で1番多忙で有名な未亡人オノ・ヨーコが日本語で書き、語った正真正銘の1冊。亡き夫ジョンの思い出、愛息ショーン、そして世界中の子供たちへの熱いメッセージでもある。」 と、書いてありました。 今からおよそ40年ほど前、1970〜80年代のオノヨーコのエッセイやインタビューをまとめたものです 収録されているものは、 ・わが愛、わが闘争 ・日本男性沈没 ・母性社会の必然性 ・女性上位万歳 ・家も政治も女と交代したら ・未来…は未知数 ・先ず母親、次にアーティスト ・“女” ・明日また行くんだ の8章構成になります。 ○あらすじ 名前の通り、彼女自身の人生の記録です。彼女の感性、感情、生き方そのもの率直に、感性豊かに記録された一冊です。 ○選んだ理由 私はジェンダー問題・フェミニズムなど社会的問題に興味があり、独学で人や本から学んでいます。この本はその中で最近出会った一冊です。さまざまな捉え方が出来る一冊なので興味がない人でも比較的読み易いものだと感じ、選びました。 大学三年の秋。就職活動も本格的に始まっていく季節が近づき、「自分って将来何がしたいんだろう。」などと、人生においての在り方がわからなくなってきませんか? そんな時にぴったりな一冊だと思います。 ※ブックレビューになった日から読もうと思い、取っておいた本なので、今まで読んだ中で一番良かったブックレビューではなく直近のおすすめになります。すみません‼︎(中盤の日本男性沈没辺りは過激で皮肉な文章が綴られていたので紹介するか少し迷いました) ○感想 ここまでストレートで力強い文章を読むのは初めてでした。沢山の刺激を受け、考えさせられました。彼女ならではの感性豊かな言葉ばかりで、心に刺さりました。幾つかメモするほどでした。語彙力に乏しいので活用したいです。 読む前まで、オノヨーコは強い女という印象がどうしても抜けませんでしたが、彼女の弱い部分が曝け出されていて、新たな一面と多くの魅力を知ることが出来ました。また、フェミニズムに関して女性優位の思想という誤解が生じないような言葉遣いが上手くされているのも魅力的でした。 40年前の本が、こうやって今でも人に影響を与えられるってやっぱり彼女は凄く面白く偉大な方なんだなぁ、と思いました。ただ、わたしは、何であろうと浮気は反対です‼︎
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うちの娘の名前はよーこです。生まれた時、元夫と「古今東西、誰からでも呼ばれやすい名前にしたいね」と話して、日本人で一番有名な女性の名前と考え、オノ・ヨーコさんからよーこと名付けました。 それまで特にオノ・ヨーコさんの活動を追っていたわけではありませんが、やはり一人娘の名前の(勝...
うちの娘の名前はよーこです。生まれた時、元夫と「古今東西、誰からでも呼ばれやすい名前にしたいね」と話して、日本人で一番有名な女性の名前と考え、オノ・ヨーコさんからよーこと名付けました。 それまで特にオノ・ヨーコさんの活動を追っていたわけではありませんが、やはり一人娘の名前の(勝手に)由来の方なので、お名前を見かけると手が伸びるようになりました。昨年、六本木で行われたダブル・ファンタジーにも行きました。 この本を読んで、前衛的な女性なのだとつくづく感じました。ここ数年日本ではフェミニズムの盛り上がりが見えますが、オノ・ヨーコさんは一体何歩先を歩いていたのだろうと果てしない気持ちになります。ダブル・ファンタジーのヌード撮影の時は、緊張して、スタッフは誰もいない中ジョンと二人だけでシャッターを押したというのは意外でした。
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読んでよかった。 オノヨーコの生き方、考え方、アーティストとして、フェミニストとして、母親として、ジョンとの活動、など。 感覚的に生きてる、必要だからやってる、責任。
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