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寒椿 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社/ |
発売年月日 | 2002/12/23 |
JAN | 9784101293165 |
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寒椿
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商品レビュー
3.7
13件のお客様レビュー
胸が締めつけられます…。 この小説の主人公たちは、祖母の年代か。 その時代にこんなことがあったんですね。
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時代は戦前から戦中、戦後へ。高知の芸妓子方家「松屋」で育った芸妓の娘たちを描く連作短編集。 厳しい花柳界、戦争での混乱、満州など、時代の荒波にもまれながら、明暗を分けていく人生。
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若い女の子たちが骨の髄まで親にしゃぶられて、モノとして売り飛ばされていく様っていうのは見てて堪えるものがあるわ。つらいわ。 澄子も民江も貞子も妙子も全員つらいけど、特に悦子の心情描写には並々ならぬものがあって、これは作者自身の投影なのかなと思ったら、やっぱりそういうことみたい。つ...
若い女の子たちが骨の髄まで親にしゃぶられて、モノとして売り飛ばされていく様っていうのは見てて堪えるものがあるわ。つらいわ。 澄子も民江も貞子も妙子も全員つらいけど、特に悦子の心情描写には並々ならぬものがあって、これは作者自身の投影なのかなと思ったら、やっぱりそういうことみたい。つらいね。 なんつーかな、性風俗を題材にした小説なわけだけど、それをエロ目的で消化させてなるものかみたいな情念を感じる。 風景の描写が繊細で生々しくて、吹雪のシーンは読んでるだけで寒さで凍えそうだったし、遊郭の夜はうるさいしって感じだった。 名作ゆえにホントに読んでてつらかった。今もつらい。尾を引く。
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