- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 書籍
帝国の興亡(下) ロシア帝国とそのライバル
定価 ¥3,960
1,595円 定価より2,365円(59%)おトク
獲得ポイント14P
在庫あり
発送時期 1~5日以内に発送
店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
11/13(水)~11/18(月)
商品詳細
内容紹介 | 内容:ロシア帝国とそのライバル |
---|---|
販売会社/発売会社 | 日本経済新聞社 |
発売年月日 | 2002/12/18 |
JAN | 9784532164331 |
店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
11/13(水)~11/18(月)
- 書籍
- 書籍
帝国の興亡(下)
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
帝国の興亡(下)
¥1,595
在庫あり
商品レビュー
3
1件のお客様レビュー
リーベンの下巻。下巻ではロシア帝国に焦点を当てています。勿論、帝政研究なので詳述される事は少なく、概略的記述とその特性について長々と書かれています。袴田氏曰く、リーベンは現実主義的視点から帝国の齎した利点に注目し、且つその帝国間の相違点や共通点を洗い出し、今後の世界に関する視座...
リーベンの下巻。下巻ではロシア帝国に焦点を当てています。勿論、帝政研究なので詳述される事は少なく、概略的記述とその特性について長々と書かれています。袴田氏曰く、リーベンは現実主義的視点から帝国の齎した利点に注目し、且つその帝国間の相違点や共通点を洗い出し、今後の世界に関する視座とする為の研究だそうです。 これはイギリスで人気の「リベラルな帝国主義」かな〜という気もします。実際に、日本の占領を「イギリスがインドに投資した額の数倍を短期間で満州に投資した」「日本の支配下で工業化や教育システムなどが構築された」と肯定的に捉えているので。こうした帝国の功罪を評価する事は確かに必要だと思いますが、もう一方でこうした帝国の評価が現在のロシアの問題とどう繋がるのか不透明です。チェチェンへの侵攻に関するわずか数行の記述の中で、ロシアは他の帝国と異なり経済的パワーを保持していなかったため、経済関係ではなく軍事や政治というより実態的支配を植民地の構築し、その結果として現在のカフカスに対する支配も生じているというような見方をしていますが甚だ疑問です。南北コーカサス諸国はソ連時代に完全にソ連に組み込まれ、その結果として経済的に完全にソ連システムに依存していたわけです。この意味で言えば、「ソ連帝国以後」のカフカスはこうした「非公式支配」から見る事が当然ではないでしょうか?無論、ロシアの場合はプーチン政権に見られるように必ずしもこうした「非公式支配」のみではなく、実態的支配も伴いますが、それもそれでキチンと整理してあげるべきですよね。 またそもそも論として帝国の比較という視点であれば、表なり何なりで細分化しないと分からないですよね・・・。
Posted by