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ミミ&リリ 哲学の冒険
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ミミ&リリ 哲学の冒険

本田有明(著者)

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ミミ&リリ 哲学の冒険

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 毎日新聞社/
発売年月日 2001/02/20
JAN 9784620314730

ミミ&リリ 哲学の冒険

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商品レビュー

2.5

2件のお客様レビュー

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2019/06/20

高校での倫理授業と高校生群像。中途半端なまま休職に、あれ、、という感じ。テーマ別に章立てするか、高校生の生活に絡めて哲学の考え案内にするか・・中途半端な感じであった。

Posted by ブクログ

2010/01/21

一風変った高校の倫理担当教諭が、授業をしている形をとって、「哲学の考え方」をストーリー仕立てに紹介した入門書。 「哲学」と聞くとなんだか堅苦しい感じがしますが、物語風になってますし、解かり易く説明してくれているので、とっかかりにはいいかと。それでも理解するには程遠いので、ほ...

一風変った高校の倫理担当教諭が、授業をしている形をとって、「哲学の考え方」をストーリー仕立てに紹介した入門書。 「哲学」と聞くとなんだか堅苦しい感じがしますが、物語風になってますし、解かり易く説明してくれているので、とっかかりにはいいかと。それでも理解するには程遠いので、ほんのさわり程度ですが・・。 まず、「哲学」って、実生活ではあまり意味のなさそうなことを難しく考えたあげく、難解な言葉で表した個人的なものの考え方ですかぁ?常日頃こんなことを考えてたら、確かに世を儚んでしまいそう。でもまあ、考えることは大事だし、なるほど!とおもえる箇所も多々ありました。 生物学上のヒトの分類名に《ホモ・デメンス-錯乱人》というのが有るそうで。本能を狂わせてしまった生き物という意味だそうです。同じ種を決して殺してはならないという遺伝子的な抑制の仕組みが人間には欠けているので、『人を殺してはいけない』と教えなくてはならない。で、なぜなら『人間は社会的動物である』(アリストテレス)だから。《個人的自我》と《社会的自我》がぶつかった場合は後者が尊重される。『なぜ人を殺してはいけないのか?』を哲学的に説明するとこうなるわけです。さらに進んで、カント曰、倫理的行動の原理とは《仮言命令》ではなく《定言命令》であるべき。他人の評価や自分の損得には関係なく、常に道徳的に行動しなければならないとくると、判るけど無理!みたいな・・ あと、死刑の是非を問う討論で、キリスト教の《愛》とハンムラビ法典(目には目をってやつ)を対比させてます。私は存続派ですが、人の尊厳や、権力の名の下の殺人のどの言葉に心を動かされてしまうのも事実。が、「りっぱな精神で、言葉として美しいことと、現実的な考え方であるかは一致しない」という記述に目からうろこでした。理想だからこそ憧れるけど、実現には不可能・・そんなジレンマなんですよね。 哲学的に生きるのはとっても大変そうです

Posted by ブクログ

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