千里眼 ミドリの猿

松岡圭祐(著者)

• 販売会社／発売会社: 小学館/
• 発売年月日: 2000/03/20
• JAN: 9784093860499

商品レビュー

2023/05/31

10年以上前に購入して、未読で段ボール箱に入れていたものを引っ張りだして読んでみた。購入当時は千里眼シリーズの２巻目だとは知らなかったと思う。
相変わらず荒唐無稽な内容なので、読書スピードは始めは進まなかった。
しかし、後半は一気に読み進めた。
岬美由紀が拉致されたまま、３巻目へと続く為、気になって３巻目の「千里眼　運命の暗示」を、ブックオフで購入してしまった。

2015/11/23

『催眠』の入絵由香、嵯峨敏也が再登場。
『千里眼』事件後、内閣官房付首席精神衛生官となった岬美由紀が、ODAの視察に訪れたアフリカ某国で起こした事件が引き金となり、中国で日本に対する開戦の準備が始まった。
責任を問われ岬は公安の監視下に置かれる。
疑惑の晴れぬまま潜行捜査を続ける岬は、やがてすべてがある壮大なシナリオを元に描かれた出来事だと気がつくが、そのシナリオは、岬一人の力では到底修正不可能な、国際規模の巨大資本コンサルティング・グループが描いた「新たな世界史を創る」ためのシナリオだった。
予測不能の第二ステージに物語は突入する。
そして絶体絶命の災厄が岬の身に襲いかかる。

2014/03/30

偶然だと思っていたらシナリオ通りだったというのと、本当に何も考えないで行動することという考え方の戦いだと思った。