- 中古
- 店舗受取可
- 書籍
- 書籍
わたしの非暴力(1) みすずライブラリー
定価 ¥3,080
2,200円 定価より880円(28%)おトク
獲得ポイント20P
在庫わずか ご注文はお早めに
発送時期 1~5日以内に発送
店舗受取サービス対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
店舗到着予定
10/6(日)~10/11(金)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | みすず書房 |
発売年月日 | 1997/09/19 |
JAN | 9784622050179 |
店舗受取サービス
対応商品
店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる
店舗到着予定
10/6(日)~10/11(金)
- 書籍
- 書籍
わたしの非暴力(1)
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
わたしの非暴力(1)
¥2,200
在庫わずか
ご注文はお早めに
商品レビュー
4
4件のお客様レビュー
これも長い間、積ん読状態にあった本ですね。 1920〜1948年に新聞などにかかれた政治的な文章の2巻のアンソロジーです。 これは、その1巻目で1920〜1940年の分です。 ガンジーの思想はいろいろな本で読めるのだけど、現実の世界に対してどう考えていたのか、具体的にどうい...
これも長い間、積ん読状態にあった本ですね。 1920〜1948年に新聞などにかかれた政治的な文章の2巻のアンソロジーです。 これは、その1巻目で1920〜1940年の分です。 ガンジーの思想はいろいろな本で読めるのだけど、現実の世界に対してどう考えていたのか、具体的にどういう行動をとっていたのか、がよく分かりますね。 ここで一貫して語られていることは、非暴力は、臆病者が反撃できない、死ぬのが怖いので行うものでなく、パワフルで、勇敢なものであるということ。臆病者の非暴力よりは、不条理な暴力に対して、力を使って真実のために戦うほうがよい。だが、本当の非暴力は、そういう戦いよりももっとパワフルなものである、ということ。 もうそれしか書いていないといってもいいくらい。 じゃあ、そのパワフルな非暴力って、どういう感じかというと、敵に対して、わたしはあなたの暴力には屈しませんよ、あなたの決めたルールはわたしは従いません、わたしを殺したいなら、どうぞ殺しなさい、と胸をはだける、みたいな感じですね。 これを口でいうだけでなくて、本当にインドの独立に向けての戦いで実行しているんですね。イギリス軍が、「その線から入るな」とか言っても、無視して、怖れもなく自然に線を超える。イギリス軍が発砲をして、第1列が撃たれる。が、なにもないかのように第2列目が軽々と線を超えて進み出る。イギリス軍は発砲を続ける。が、また3列目がと続き、イギリス軍のほうが、怖くなって、逃げ出す。みたいな戦いなんですね。非暴力・不服従って。人間の良心に対して、体をはって、訴えかけることで、暴力を終息させるんですね。 こんなことが歴史上にあったんだとただただ驚愕です。 そう、時代は、第1次大戦後から、第2次大戦、ヒットラーがヨーロッパで戦争を始めているときに、非暴力を貫くのって、ほんとすごいです。 精神世界の話しではなくて、リアルな戦争、暴力のなかで、非暴力を政治として実践すること。やっぱ、ガンジーって、スゴすぎるです。 そういえば、個人的には、「非暴力」、「暴力がない」というのは、暴力の対概念なので、どうしてもう少しポジティブな表現をしなかったのかなと思っていたのですが、これに対する明確なお答えもありました。あの世では、暴力も非暴力も存在しない一なる世界である。だが、この世においては、暴力があるので、非暴力が存在する。ので、二項対立的に捉えるしかない。だから、この世では非暴力なんだそうだ。 この答えは、すごく腑に落ちました。 ちなみに、ガンジーの自伝は、1920年で終わっていて、政治的な活動が増えるまえで終わっている。ガンジーにとって大切なのは、真実を生きる、人生のなかで実践するということで、政治活動的なのは、その精神がただ形として現われているだけなので、自伝として書くほどのことでもない、ということなんでしょうね。で、この「わたしの非暴力」は、まさに1920年から始まっているので、ガンジーの自伝の続きとしても読むことができます。
Posted by
非暴力は理想にすぎない しかし理性ある人間は限りなく近づく努力をしなければならない いつかは叶うだろうと実感する
Posted by
[ 内容 ] 1948年1月30日夕刻、凶弾に斃れた「マハトマ=偉大な魂」は、複数の民族主義と言語、原理主義的行動にはしりがちな多くの宗教が入り乱れるインドにあって、あくまでも「非暴力」で祖国をイギリスから独立させ、統一しようとした。 その79年の生涯を賭けて。 その理想主義を嗤...
[ 内容 ] 1948年1月30日夕刻、凶弾に斃れた「マハトマ=偉大な魂」は、複数の民族主義と言語、原理主義的行動にはしりがちな多くの宗教が入り乱れるインドにあって、あくまでも「非暴力」で祖国をイギリスから独立させ、統一しようとした。 その79年の生涯を賭けて。 その理想主義を嗤うものもいた。 しかしチャーチルは、大英帝国の版図が音を立てて崩壊してゆくのを目撃する。 「たった一人の粗末な白衣をまとった小男にイギリスが敗れた」。 本巻には1920年から1940年までのガンディーの言葉による行脚を収める。 全2巻。 [ 目次 ] 剣の教義 わたしには一歩前進でけっこう われらの隣人たち 辺境地方の友たち 兵士たち なぜわたしは前大戦に協力したか わが道 西洋についてはどうか アメリカの友らに 軍事義務教練〔ほか〕 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
Posted by