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400年の遺言 龍遠寺庭園の死
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/ |
発売年月日 | 2000/01/30 |
JAN | 9784048732024 |
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400年の遺言
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商品レビュー
3.3
3件のお客様レビュー
からくりはそれなりにいいものだったが、登場人物にいまいち共感が出来ず物語に入りこめなかった。 また、話の展開も少し強引に感じる。
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400年の歴史を持つ浄土真宗妙見派の京都・龍遠寺。その庭園で起こった殺人事件を機に、また新たな殺人事件が重ねられていく。 驚くようなカラクリがあったり、縁で繋がった人間関係だったり、面白いとは思うのだが、何故かいまいち乗り切れずに終わってしまった。全体的に淡々とした文章だからだ...
400年の歴史を持つ浄土真宗妙見派の京都・龍遠寺。その庭園で起こった殺人事件を機に、また新たな殺人事件が重ねられていく。 驚くようなカラクリがあったり、縁で繋がった人間関係だったり、面白いとは思うのだが、何故かいまいち乗り切れずに終わってしまった。全体的に淡々とした文章だからだろうか。 風水思想の件も興味深いし、ちゃんと図式も挿入されていて、丁寧な解説のハズなのに、こちらの乏しい理解力もあってか、結局読み流してしまった。
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「犯人は創造的な芸術家だが、探偵は批評家にすぎぬのさ」(By 実はまだ読めていないブラウン神父) 探偵以上に無責任な批評家なのが読者なわけで。 魅力的な舞台、からみあいほどけゆく過去と現在、ハートウォーミングな人間模様、と三拍子揃っていながらなんだか無味乾燥な印象を受けたのは、作...
「犯人は創造的な芸術家だが、探偵は批評家にすぎぬのさ」(By 実はまだ読めていないブラウン神父) 探偵以上に無責任な批評家なのが読者なわけで。 魅力的な舞台、からみあいほどけゆく過去と現在、ハートウォーミングな人間模様、と三拍子揃っていながらなんだか無味乾燥な印象を受けたのは、作者が考えて組み立てたものを「そのまま」出してきた感があったから。 「あれだからこれね、こうすればあれだしこれでまとまりがいいな、うん」っていう感じでなーんか機械的。 思えばいつも感動に打ち震える柄刀マジックの双壁、「幻想的な謎と壮大な解決」というのとは今回の本は違ったなあ。 勿論つまらないわけじゃない。面白かったしすばらしかった。もう一味を求めてしまうのは、作者が柄刀一だから。
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